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東南アジアの風景 (187) タイ|バンコク|エメラルド寺院の夜間入場

2020年12月。疫病感染抑止対策でタイ国外へ行くこともできなくなっている状況下。バンコクのナンバーワン観光スポット、エメラルド寺院ことワット・プラケオが一週間だけ夜間に入場できるとの情報を見て飛びつきました。

通常、こちらは15時30分で閉館してしまい、夜は入場できません。高い塀の向こうにライトアップされた仏塔の先の部分と本堂の屋根を見て中の様子を想像するのみ。それが実際にこの目で見られる日がくるとは感動モノでした。

12月5日は前国王ラマ9世のお誕生日。祝日です。それで旧市街のホテルにステイケーションしていました。周辺を徘徊しようといろいろ調べていたらこの特別イベント情報を見つけたのでした。先の見通しが立たないモヤモヤの日々でしたが、いいこともあるものだ。

滞在していたホテルのスタッフさんが親切にも入場に関する情報をわざわざ寺院の事務局に連絡して確認してくれました。
外国人でも入場できる、入場料は無料(通常は外国人は500バーツ)、入口は一か所のみ。気になっていたことはすべてクリア。ありがたいことです。

日没近くなった頃に到着。ホテルからは徒歩10分。この時は人出はちらほら。大きな夕陽が沈みかけています。

いつもは夜はこのアングルでしか見られません。中に入れると思うとワクワクがとまらない。入場は簡単で、パスポートを見せる必要もなく、荷物検査もありませんでした。日ごろの厳しさとは大違い。

境内にはいると本堂の正面には大勢の人達がカメラを構えてスタンバイ中。ライトアップが始まる前からベスト・ポジションを確保しています。

閉館時間が早い寺院ですので黄昏時の様子も貴重です。いまさらながら何と美しいこと。タイの至宝です。


ライトアップ始まりました。

本堂も御開帳!一般人は中には入れませんが外からでもエメラルド・ブッダが見える。皆さん撮影に必死。

タイ仏教の総本山ですからお参りも忘れずに。

夜がふけるにつれ、人出が増えてきました。

帰る頃にはこの行列。早めに行って正解でした。いいものを見せてもらったという満足感に浸りつつホテルに戻りました。スタッフさんにお礼を言わないとね。
(2020年撮影)
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