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東南アジアの風景 (116) インドネシア|極めつけの世界遺産 ボロブドゥール

2011年10月にタイのバンコクに赴任して最初の国外旅行がインドネシア。ボロブドゥール寺院には真っ先に行きたかったのです。

バンコクからなら日本から行くよりも近い。確かにそうなんですが、ジャカルタ乗り継ぎでジョグジャカルタまでほぼ一日がかり。

ボロブドゥールは大きな寺院。初めにビジターセンターで入場登録。専属ガイドと一緒に見学します。
入口を抜けるともう見えてきました。うわー大きい。参道は綺麗に手入れされていて色とりどりの花が綺麗。

入口で記念撮影。ガイドさんが要所要所で写真を撮ってくれます。しかし、私は自分が写るのはあまり好きではない。これは東南アジアの人達には理解できないようで写真を断るととて残念そうな顔をする。仕方なく撮ってもらいました。腰に巻いている布は見学者用に貸し出しされるものです。

山のように築かれた寺院。9層に分かれたピラミッド型で回廊に沿って上部に向かいます。
こんなに大きいのに内部空間がないので見学はすべて外側から。
直射日光が容赦なく照り付けるので帽子は必須です。暑い~。

壁面にはびっしりレリーフ。仏教寺院ですが、この彫刻はまるでインドのヒンドゥー寺院ようです。

レリーフの大きさがわかるから、とガイドさんに写真に入るように要求されてしまった。確かにそうですね。レリーフは2段構造になっていて仏教にまつわる物語が現わされています。

邪鬼の形の雨樋。熱帯ジャングルの激しい雨に耐えるように水の通り道ができています。これがアンコールワットよりも前に造られたとは驚きしかありません。

とても有名な頂上のストゥーパ。72基もあって中には仏像が安置されています。みんな自由に登ったりのぞいたり手を突っ込んだり。やりたい放題。いいのかなー。

ここからはジャングルと山並みの絶景が。ボロブドゥール遺跡は1000年の間埋もれていたそうです。それをここまで修復して整備した人達に敬意と感謝を。これからも大切に遺してほしいです。

今回ガイドをしてくれた遺跡専属の学芸員さん。まだ26歳。大学で美術を学び、この仕事を誇りに思っているとのことでした。がんばってくださいね。(2012年撮影)
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