Merry Christmasってことで白い恋人達をProtoolsでCover
2020年12月25日ですね。
今年は素晴らしい歌手の方と出会えたり、素晴らしい演奏家と一緒させてもらえたり、素晴らしいカメラマンに撮っていただけたりと、恵まれていると感じました。
白い恋人達をCoverし、撮影までしてもらいました。
とはいえこのblogは音楽日記ですので、どうやって作ったかを解説して行こうと思っています。
- Instruments -
アレンジとミックスはProtoolsを使用しました。
シンプルな作りになっているのが写真からもわかりますね。
土台はピアノです。アリシアキースピアノを使いました。このピアノは高温になると丸くてベヒシュタインのピアノのようなとても優しい音が出るのでとても気に入っています。
そこにBellの音色を何本か重ねています。
装飾(FX)は基本はBellの音から生成してイントロや2A前、サビ前に少し入れてあります。装飾をあまりゴージャスにすると夜のクリスマスの静けさが表現できなかったので避けました。本当はカルテットも作ってあったんですけどね。僕の好みではなかったので。
今回はリズムトラックは作ってないですね。
代わりにBellで四分音符を入れてサビ前ではリズムを取れるようにしてます。
サビのかっこよさを出すのに苦労しました。ストリングスやギターやクワイヤーなど色々試しましたが納得できず。シンセで音色を一から作って重ねました。「white love Pad」という名前でプリセットに保存しました。
- Vocals -
メインボーカル(Himika)
メインボーカル2(Kanami)
メインボーカル2からMelodyneを使って下ハモを生成してサビに載せています。
ハモリ1(Himika)×2
ハモリ2(Kanami)×2
ハモリ3(Kay)×4
というvocalになっています。
同じハモリを二本以上録音してピッチ修正はかけずに使用するのが好きです。ピッチ修正をしてしまうと音程のズレから発生する倍音の揺れがなくなり機械的になるしヌケも悪くなるためです。
- Recording -
RecordingはCubase ProとNenmann 87iとPorticoのsilkモードで録音しました。
silkモードで事前にノイズを載せておいて、あとからPluginのSaturatorをかけなくても良いようにしました。実はあんまり良いSaturatorのPlugin持ってないから。。。泣
それではみなさま良いクリスマスと年末をお過ごしください。
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