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【30分】ペーパープロトタイピングで修行していた話

渋谷でデザイナーをしています。福田です。
最近ペーパープロトタイピングをたくさんする機会があったので、そのことを記事にしました。
これは自主的にやっているデザイン修行の一貫です。

ペーパープロトタイピングとは

ペーパープロトタイピングとは、紙とペンを使い、アプリやWebサイトがどのように遷移し、機能するのか?をシミュレーションするものです。このシミュレーションに必要なものは紙とペンのみです。

ペーパープロトタイピングのメリットとして下記のものがあります。
・手軽に出来る
・完成品のイメージが付く
・口頭では説明できない部分を視覚化できる

必要な道具は誰でも持っている紙とペンだけなので、いつでも簡単に作成することができます。すぐに作れ、すぐに直せるため、起草段階のアイデア発散などに最適です。

【30分】ペーパープロトタイピングについて

今回、私はアイデアの瞬発力・集約力を鍛えるため、時間制限を設けたペーパープロトタイピングの作成を行いました。主なルールは下記の通りです。

時間:30分道具:紙とペンのみ対象:アプリ禁止:モバイル端末等の使用

何も見ずに自分の知識だけでアプリのペーパープロトを作成するという、ざっくりとしたルールです。
以下より実際に作成したものを紹介します。

タスク管理アプリ

◆仕様・タスクを登録できる・タスクを消去できる・タスクの並び替えができる・タスクの期限を設定できる・期限になると通知で教えてくれる


キュレーションアプリ

◆仕様・特定の記事を読むことができる・特定の記事を検索することができる・特定の記事をブックマークすることができる


メッセンジャーアプリ

◆仕様・メッセージのやりとりができる・任意の複数人とグループを作成してメッセージのやりとりができる・友人を検索し、メッセージのやりとりをすることができる・メッセージがくると通知で教えてくれる


写真snsアプリ

◆仕様・写真を写真フォルダからアップロードできる・写真をその場で撮影しアップロードできる・友達を検索し、投稿した写真を見ることができる・写真にいいねが押せる・写真にコメントができる


最後に

30分ペーパープロトタイピングをやる際、以下のようなタイムスケジュールで取り組みました。
・要件の整理/画面遷移の設計 10分
・紙に落とし込みながらUIを整理する 18分
・整合性が取れているかの確認(見直し) 2分
短時間で、ペーパープロトタイピングを行うことでアウトプットの瞬発力と、アイデアを集約する力が身に付いたかな〜と思います。
とはいえ、30分だと考慮しきれてない部分が多いですね。ただ、私が真っ先にメインで書いておきたいものが見えて面白かったです。おわり。

読んでくださりありがとうございます。大学時代にやっていた陶芸が恋しいので、サポートして頂いたお金は、信楽粘土を買う代金にあてる予定です。