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Hamilton Island

2024年は新年から大きな地震や事故があり、波乱の幕開けです。お亡くなりになられた方々へ心より哀悼の意を表します。素直に「明けましておめでとう」と言いにくい雰囲気ではありますが、こういう時だからこそ、社会や経済をしっかりと回していく必要があるのだと思っています。

Hamilton Islandって?

前回少しお話ししましたが、年末年始はHamilton Islandで過ごしました。ハミルトン島といっても耳馴染みがないかもしれませんが、オーストラリアの離島です(Google Maps)。一口にオーストラリアといっても広大ですが、東海岸のBrisbaneとCairnsの中間ぐらいに位置する島であり、Great Barrier Reefの南端に位置します。

残念ながら日本から直行便はなく、オーストラリア東海岸のCairns or Brisbane or Sydney or Melbourneから乗り継ぐことになります。今回はオーストラリアまでの往復はJALということで、一旦Sydneyまで飛んで乗り継ぎということになりました。日本から南に飛んで、そこから北に戻ることになりますが、イメージとしては、一旦ヨーロッパから東京まで飛んで、そこから石垣島まで飛ぶという感じでしょうか。

石垣島と書きましたが、実際にはハミルトン島の方が圧倒的に小さいです。石垣島は面積が222.5km²、人口が約5万人、これに対してハミルトン島は面積が5km²で人口が1,500人ほど。面積で言えば、石垣島の沖にある竹富島(5.42km²)ほどです。といっても竹富島には行ったことがありませんが…。

4回目のHamilton Island

日本から行きやすいとは言えないハミルトン島ですが、実は4回目の訪問となります。初めての訪問は2015年の年末年始。毎年夏にはHawai'iに行くのですが、冬休みに行けるところと探した結果、ハミルトン島に辿り着きました。今でこそヨーロッパ好きな娘ですが、小さいうちはやはりいわゆるリゾートの方が楽しめます。たまたま当時、JALの会員誌Agoraでハミルトン島の記事があり、ここに行ってみようとなったわけです。

初訪問の際はBrisbane経由で、ハミルトン島とGold Coastの両方で数泊ずつ。Gold Coastもいいところではあるのですが、ハミルトン島の魅力は圧倒的。初訪問から3年連続で年末年始はハミルトン島で過ごすことになりました。

ただ、娘が小5の年末年始は、中学受検もあり、近場の香港に。そして小6の時は我慢の一年。中学に入ってようやく遊べると思いきや、新型コロナ禍によって、3年連続でハミルトン島行きを断念せざるを得ませんでした。正確に言えば、新型コロナ禍の最初の2年間は、そもそもオーストラリアに飛ぶことができずに断念。一方で3年目は飛ぼうと思えば飛べたものの、オーストラリアの人々も国内でのみ休暇を取るようになった結果、ハミルトン島で宿が取れずに断念となりました。

ということで、今回は一年前にはフライトを確保し、3月には宿も確保して、実に6年ぶりとなる念願の再訪となりました。

Hamilton Islandでの滞在

ハミルトン島に行く場合、滞在先としては大きく2つの選択肢があります。一つはホテル。もう一つはVacation Homeです。ホテルといってもそれぞれが独立した建物になっているVilla型もあります。かなり高級なリゾートして有名なのがハミルトン島の北西端にあるqualiaですね。旅行先で何もしたくない場合にはおススメです。

一方で、Vacation Homeはまさに家です。キッチンで料理することもできれば、洗濯機で洗濯もできます。旅行先で料理なんて、と思われるかもしれませんが、自分たちのペースで過ごすことができるので、旅行先に「住む」感覚です。

Vacation Homeは、誰かの家なので、選択肢は様々。今回はHidden Coveというかなり新しいコンプレックスの一軒を一週間借りることにしました。実は前回訪問した際に、その時滞在していたVacation Home(Shorelinesというコンプレックス)の隣で工事をしていたのが、Hidden Cove。次はあそこに行きたいね、といっていたのですが、実際には6年越しとなりました。

家からの眺め。一日ぼーっと見ていられます
たまに可愛らしい来訪者が

ハミルトン島は小さい島だけに、外食の選択肢もかなり限定されます。それだけに、外食が前提になるホテルではなく、家で食べることもできるVacation Homeがおススメです。実際、今回は、ハミルトン島で6泊しましたが、Dinnerは外食が3回、家で食べるのが3回でした。

Hamilton Islandでの過ごし方

ハミルトン島での過ごし方は様々。Great Barrier Reefの南端にあるということで、ヘリコプターもしくは船でGreat Barrier Reefに行ってシュノーケリングというのが代表的な楽しみ方ですが、既に2回行っているので、今回はパス。今回は基本は近場で過ごしました。

この時期は日本では真冬ですが、オーストラリアでは真夏。基本的な楽しみ方はビーチ or プールです。皆が集まる大きなプールもあるのですが、Vacation Homeにはコンプレックスごとにプールがあり、今回はHidden Coveのプールでひたすら泳ぎました。全体のプールはそれなりに人が集まりますが、コンプレックスのプールはそこまで人は多くありません。プールサイドでお酒を飲みながらワイワイやっている皆さんからすると、ガシガシ泳いでいる私はやや異質だったと思いますが、笑。

Hidden CoveのInfinity Pool

今回は、Great Barrier Reefへのツアーはパスしましたが、隣のWhitsunday IslandのWhitehaven beachには行きました。写真で見たことはあるかもしれませんが、Whitehaven beachは真っ白な砂浜で有名です。Whitehaven beachの近場でのシュノーケリングでは、亀に会うこともできました。

Whitehaven beach

Whitehaven beach以外には、ボーリングをしたり、ミニゴルフをしたり、卓球をしたり。小さいながら動物園もあり、オーストラリアならではのコアラに会うこともできます(ただし、時代の流れで昔のように抱っこはできなくなりました)。動物園に行かなくても、小型のカンガルーであるワラビーにはちょこちょこ遭遇します。

One tree hillという高台にあるバーに行って、sunsetを見るのもおススメです。毎日sunsetを見て、その後に食事の準備。家で食べる際は、基本はBBQ。ベランダにBBQコンロが用意されているので、お肉や海鮮を焼くだけ。とてもシンプルですが、美味しいんですよね。

Sunset at One tree hill

天国に近い島

思えば、最初にハミルトン島に訪問した際には、まあまあ忙しいスケジュールでした。ヘリコプターでGreat Barrier Reefにも飛ぶのも含め、盛り沢山のスケジュール。それに比べ、今回はかなりのんびりしたスケジュールでした。

でも、のんびりしたスケジュールこそ、ハミルトン島らしいと思います。行ってみればわかりますが、ハミルトン島はかなり天国に近い島。そこで予定に追われてというのは、あまり「らしく」ありません。個人的には色々と予定を入れてしまう人なのですが、さすがに4回目になると、のんびりすることを覚えるようになりました(笑)。

もっとも楽しみ方は人それぞれ。正解はないのだと思います。のんびりと言いつつ、地元で毎週開催されているParkrunというランイベントに参加したのも面白い体験でした。それでもやはり一番楽しかったのは、家のベランダでぼーっと海を眺める時 & プールで泳いでいる時ですかね。

昨年後半は充電の期間となりましたが、今年からは目一杯発電(=成果を生み出す)もしていきたいと思っています。そういった変わり目の前に、天国に近い島は満充電になるまでしっかり充電する良い機会になりました。



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