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1歳半ウロコインコの噛み癖についての考察

ウロコインコをお迎えする前に、「ウロコインコは噛むからやめとけ」と小鳥やさんに言われました。

それを押し切って(?)ウロコインコの晴をお迎えして、それからウロコインコがいつ噛むのか、なぜ噛むのかを観察してきました。

その1年半の考察です。

ウロコが噛むのには原因がある(そりゃそうだ)

最初にお伝えしたいことは、小鳥はどの仔も噛むということ。
ただ、くちばしの大きさ・強さや、その仔の性格、飼い主の対応状況などにより、その噛むということが問題になるかならないかだけ。

我が家にはセキセイインコもいますが、セキセイインコはくちばしが小さく、力も弱めです。
さらにうちのセキセイさんは穏やかなため、ほとんど噛みません。
それでも、噛むことはあります。(力が弱いので痛くはないです)

ウロコの晴を観察し、こういうときに噛むというのをピックアップしてみました。
それがこちらです。

  • 嫌なことをされたとき

  • 本能で

  • 興味を持ったとき

  • 遊びで

  • 移動するときに

一つひとつ説明します。

嫌なことをされたとき

これは、そうですよね。
「やめて!」
の意思表示
です。

ただ、私は晴の嫌がることをしないので「やめて!」の意味で噛まれることはほとんどありません。
たまに、カキカキをしているときに晴の嫌な部位に指が当たると「やめて!」と意思表示されるくらいです。

本能で

不思議なのですが、素足に攻撃してきます。
足の指が何に見えるのかはわからないのですが、有無を言わせず、素早く攻撃されるので、靴下必須です。

それともう一つ不思議なのですが、ケージの床を掃除しているとき、たまに左手に攻撃してきます。
決まって、左手です。
なんでなんだろう?

とにかく、こういう「理由なく攻撃してくる」ことは、本能なんだろうと思って、靴下をはくとか、左手に攻撃されそうになったら手を引っ込めるとか、こちらが自衛しています。

興味を持ったとき

興味を持ったときは、まずくちばしで確かめます。
いきなりは噛まずに、様子見ながらカプカプします。

遊びで

「これをするのが楽しい」と思って噛んでくることがあります。
上の「興味を持ったとき」は、まだそれをするのが楽しいかどうかわからない状態。
遊びで噛んでくるのは、いわゆる「甘噛み」で、噛むのが楽しかったりするのでしょう。

よく指を噛んできます。
甘噛みなので血は出ませんが、強く噛まれると痛いです。

あとは、夏になると半袖になりますよね。
すると腕にあるほくろとかを、チミっと噛んできます。
この「チミっ」が痛い!血もにじみます。

「なにかなー、チミッとしたら楽しいな―」と思ってて、悪気はないのでしょうけれど。
どうしても嫌なら、素肌を隠すしかないでしょうね。

移動するときに

鳥って、案外飛びません。
飛ぶよりも歩く方が省エネらしく、歩けるところは飛ばずに歩きます。
ケージから手に移るときも、ちょっと距離が離れている場合まずくちばしを手にひっかけて、よいしょと手に移ってきます。

慣れている人は、何とも思わないけれど、もし慣れていない人なら噛まれたと思うかもしれません。

晴が一番噛んだ時期は生後半年あたり

ネットでは1歳になるくらいに自我が出てきて(?)噛むようになったとか、2歳過ぎたら落ち着いたとか、さまざまな書き込みを見ます。

晴はもうすぐ1歳半ですが、今までで一番噛んでいた時期は、生後半年あたりだと思います。
1歳近くなると落ち着いてきて、そこまで「噛まれた」と思わなくなりました。

ただ、上記の書き込みを見ていたので、もう一段階山があるのかどうかわからず様子を見ていました。
しかし、どうもその山はこなさそうな感じがしたので、今回1歳半でウロコさんの噛み癖をまとめようかなと思った次第です。

今の晴が必要以上に噛まない理由

晴が半年を過ぎたあたりから落ち着いてきて、噛むことはあるけれど私がそこまで「問題」と思うことがなくなってきました。
その理由は3つあります。

1つ目は、基本ですが、嫌がることをしないということ。

2つ目はお互いの距離感がわかってきたこと。
私も晴が本気で噛んでいるのと、甘噛みだけどちょっと力入っちゃった、という区別がわかるようになりました。

晴も、甘噛みするときはあんまり力を入れたらいけないのだということがわかってきたような…?どうかな?
事実として1年前はよく噛まれて出血していたのに、最近はほとんどそれがありません。

3つ目が、血が出ない限り噛まれたと「私が」思わなくなったこと。
ここは大きいです。
最初は「くちばしで挟まれた=噛んだ」と思っていました。
今は「血が出た=噛んだ」という考え方なので、いくら痛くても血が出ていない限りは噛まれたことにはなりません。

ウロコインコを人におすすめするかどうか

ウロコインコが真剣に噛むと指に穴が開き出血します。
かなり痛く、噛まれたところは腫れます。

しかしウロコインコは魅力的なんですよね。
個体差があるので、ウロコインコがすべてそうだとは言えませんが、晴を見ていると面白いです。
頭からお腹、羽から尻尾まで全身触れます。
頭もいいです。

そのため、インコは噛むということを理解して、噛まれても無駄に騒がないような対応ができるのであれば、おすすめです。


晴は今のところ換羽期でイライラして噛むのが増えたとか、発情で噛むのが増えたということもありません。

いい関係を保っていると思っています。

もし「噛むこと」について何か変化があったり、状況が変わったらそのときにお知らせしますね。

小鳥、可愛いですよ。