麓 加誉子(ふもと かよこ)

フリーの物書き。市民活動家。不登校10代3人の母。保護猫6匹。服と家具作れる。大学生の…

麓 加誉子(ふもと かよこ)

フリーの物書き。市民活動家。不登校10代3人の母。保護猫6匹。服と家具作れる。大学生の時新聞奨学生。双極性障害持ち。市民活動団体やNPOで広報、サポート、発起人、コミュニティ管理人、お手伝い、プロボノなど。Twitter→@Kayoko_fmo

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ライター活動における挑戦と実績~2023/7月

こんにちは。ライターと市民・非営利活動と2本柱で活動する、麓 加誉子(ふもと かよこ)と申します。関心のアンテナの向くままに活動しており、雑多に見えると思いますが、私の軸は1本です。 「身近なひとから社会に笑顔を増やしたい」 小さい頃から誰かを笑顔にするのが好きで、笑顔になってくれるのが嬉しくて、「こうしたら喜んでくれるかな」「ああしたら?」といつもいろいろやってみてはニコニコしている子どもでした。 私の関心のアンテナはこんなものへ向いています。 ✅広報・PR(「伝える

    • だーれも来ない居場所がにぎわうようになるまで。

      私は、2019年の秋頃から「はらっぱとそらプロジェクト@千葉松戸」という団体を主宰しています。ひきこもりや不登校、ホームスクールなどの「充電中」の方とご家庭の心と情報のサポートをしています。 きっと必要なひとがいるから…と1年半資料の郵送サービスなどの情報提供の活動のかたわら、「やっぱり外出の練習や出かけ先がリアルに必要ではないか」と思い、居場所の活動も始めました。 U30充電中のこども・わかものの居場所<はらっぱ> 充電中のひとと関わるひとの<ごちゃまぜはらっぱ> は

      • 「乗り越えた物語」と「乗り越えられない物語」

        いろんなことを「乗り越えた物語」と同じように「乗り越えられない物語」もあるのだ。2つは等価で対等でどちらも当たり前に存在する。 いろいろなハンディ、ハードル、苦労、苦難、困難を「乗り越えた物語」はもてはやされる。 では、それらを「乗り越えられない物語」はどうだろう。 中途障害を負って、「どうしてこんな目に…」と思いながら生きているひと、若い頃に無理をして心身を壊し、生活保護から抜けられずにいるひと、虐待した親を恨みながら生きているひと… 情けないと思うだろうか、甘えて

        • 「母親になって後悔してる」を読む前に考えていること

          「怖いなあ」と思う本Amazonの購入履歴を遡ってみた。「2022年5月16日」あらま。この本を買ってからこんなに経っているんだ…現在2023年8月のお盆。最近ちびちびとつまみ読みを始めた。 日本語訳の発刊が同じ年の3月。多分、Twitterで見かけて2ヶ月迷って、それでも「読むべきだ」と思って購入した記憶。第一、タイトルが衝撃的だ。 「母親」という言葉を「後悔」という言葉につなげて、ドキッとしない人はいるのだろうか。ドキッとしない母はいるのだろうか。ドキッとしない女性

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          2023年、より深く社会課題と広報PRへ(ポートフォリオ)

          このページを見つけてくださり、ありがとうございます。 ライター活動と市民・非営利活動の2本柱で突き進む、麓 加誉子(ふもと かよこ)です。関心のアンテナの向くままに活動しており、雑多に見えると思いますが、私の軸は1本です。 「身近なひとから社会に笑顔を増やしたい」 小さい頃から誰かを笑顔にするのが好きで、笑顔になってくれるのが嬉しくて、「こうしたら喜んでくれるかな」「ああしたら?」といつもいろいろやってみてはニコニコしている子どもでした。 こんな私の「雑多な活動」をま

          2023年、より深く社会課題と広報PRへ(ポートフォリオ)

          2022年、社会課題と広報PRをめぐる挑戦(ポートフォリオ)

          このページを覗いてくださりありがとうございます! ライター活動と市民・非営利活動の二本立てで色々やらかしている、麓 加誉子(ふもと かよこ)と申します。関心のアンテナの向くままに活動しており、雑多に見えると思いますが、私の軸は1本です。 「身近なひとから社会に笑顔を増やしたい」 小さい頃から誰かを笑顔にするのが好きで、笑顔になってくれるのが嬉しくて、「こうしたら喜んでくれるかな」「ああしたら?」といつもいろいろやってみてはニコニコしている子どもでした。 こんな私の「雑

          2022年、社会課題と広報PRをめぐる挑戦(ポートフォリオ)

          「おとらおばさん」になりたかった夢が叶っていたお話。

          本の虫だった子どもの頃に、何気なく読んだ物語が心の奥にしっかりと根付いていて、どうしても叶えたい夢、どうしたら叶えられるかわからない夢として育っていることがあります。 私の中にいくつかあるそういう夢のひとつが、いつの間にか叶っていたお話です。 ◆壺井栄さん「母のない子と子のない母と」「二十四の瞳」という物語を知っている方は多いと思います。その「二十四の瞳」の作者は壺井栄さんという女性なのですが、他にもたくさんの、子どもと大人の物語を残しています。 壺井栄さんの作品のひと

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          「これでいいのか?!改正児童福祉法案」緊急対談:堀正嗣×菊池まりか〜子どもアドボカシーの視点から

          2022年5月15日(日)、子どもアドボカシー研究会主催の2022年度総会記念シンポジウムにて、国内のアドボカシー研究の第一人者である堀正嗣氏と、一般社団法人子どもの声からはじめようの理事である、菊池まりか氏が緊急企画にて対談を行いました。 現在、国会に提出されている児童福祉法の改正案について、子どもアドボカシーの視点から、不安な点、不足していると思われる点、評価できる点が語られました。 ◆改正児童福祉法案は基本は歓迎菊池氏:堀さんも私も講義は慣れているけれど、対談は慣れ

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          権利から考える子どもアドボカシー〜子どもアドボカシー基礎講座4日目

          2月から受講開始した子どもアドボカシー基礎講座(主催:子どもアドボカシーセンター広島)の講義も4日目。今回も受講記録を書いてみました。 1コマ目<障害児・乳幼児のアドボカシー>◆障害の捉え方の変化=医学モデルから社会モデルへ ◆障害者の権利=障害者権利条約(2006採択・2014批准) 忘れてはならないこと=「障害者である前に人間/子どもだ」 ◆乳幼児の権利とは ◆非指示型アドボカシー (1コマ目を終えての感想) 障害児・者であろうと、乳幼児であろうと、相手が言葉

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          個別アドボカシーと訪問アドボカシー〜子どもアドボカシー基礎講座3日目

          子どもアドボカシーセンター広島主催の「子どものアドボカシー基礎講座」を受講中です。3日目(2/26(土))の講義メモを書きました。 予習講義<個別アドボカシーと訪問アドボカシー>◆個別アドボカシーと同じ意味で使われる言葉 ◆個別アドボカシーがやること 危機的状況に対処するために、専門的かつ個別に行われる短期間のアドボカシー/特定の問題や状況のために必要とされるアドボカシー/継続的な支援を目的としないアドボカシー ◆訪問アドボカシーがやること 児童養護施設や寄宿舎。触

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          子どもの多様性理解とアドボカシー〜子どもアドボカシー基礎講座2日目

          子どもアドボカシーセンター広島主催の「子どもアドボカシー基礎講座」を受講中です。これは2日目(2/13(日))の2コマの講義メモです。 1コマ目<子どもの多様性の理解>◆目の前の子どもを理解するために 子どもに関わらず全ての人は、見える部分と見えない部分で構成される。 さらにコミュニケーションの難しさが存在する。 見えない部分を知るためには、子どもの「語る勇気」に頼っている状況 見えない部分は言語化してもらわないと分からない ◆子どもを取り巻く状況 主に5つの要素

          子どもの多様性理解とアドボカシー〜子どもアドボカシー基礎講座2日目

          子どもアドボカシーと子どもの権利〜子どもアドボカシー基礎講座1日目

          2月6日から始まった、連続講座「子どもアドボカシー基礎講座」を受講中です。子どもアドボカシーセンター広島と、子どもアドボカシー研究会が共催する講座で、週末を利用した全5日間の日程の1日目の受講記録です。 子どもアドボカシー基礎講座概要 <子どもアドボカシーとは>◆子どもアドボカシーとは ◆アドボカシーを必要としている子どもたち ◆子どもアドボカシーの3つの形 ◆アドボカシーいろいろ ✅個別アドボカシーとシステムアドボカシーの協働 子どもの困難は構造的な問題を根本と

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          2021年の市民活動のまとめと2022年にやりたいこと

          こんにちは。千葉県松戸市でライター活動と並行して、市民・非営利分野で活動する、麓 加誉子(ふもと かよこ)と申します。このページを覗いてくださりありがとうございます! ライター活動をフリーランスで続けながら、主に以下の複数の市民活動団体、非営利団体で立ち上げやコミュニティ管理人、お手伝いやプロボノとして関わっています。 やる気が赴くままに行動する、雑多なところはありますが、私の軸は1本です。 「身近なひとから社会に笑顔を増やしたい」 小さい頃から、誰かが笑顔になってく

          2021年の市民活動のまとめと2022年にやりたいこと

          2021年のライター活動のまとめと2022年にやりたいこと

          このページを覗いてくださりありがとうございます! ライター活動と市民・非営利活動の二本立てで色々やらかしている、麓 加誉子(ふもと かよこ)と申します。やる気の赴くままに活動している、雑多な部分はあるのですが、私の軸は1本です。 「身近なひとから社会に笑顔を増やしたい」 小さい頃から誰かを笑顔にするのが好きで、笑顔になってくれるのが嬉しくて、「こうしたら喜んでくれるかな」「ああしたら?」といつもいろいろやってみてはニコニコしている子どもでした。 こんな私の「雑多な一年

          2021年のライター活動のまとめと2022年にやりたいこと

          不登校の子どもの命を守ってください。

          先日、7月11日日曜日。千葉県松戸市のオルタナティブスクール「地球の家」の8周年記念イベントで、不登校の保護者として少しお話をしました。その時話した言葉に予想以上に反響をいただき、驚いています。 話したのはこの言葉です。 「親はいろいろな(子どもの)将来を思い描くけれど、そのどの未来にも子どもが生きていなければ意味がない」<目次> 私の言葉へいただいた反響 この言葉が生まれた背景 不登校は子どもの命をかけた選択です 理由の分からない不登校も命の危険がある 学校に行けない子

          不登校の子どもの命を守ってください。

          猫はなぜ可愛いのか?分析と、充電中の子のエンパワメント

          毎日毎日飽きもせず、我が家で繰り返される会話がある。今日もリビングで誰かが猫を抱き上げて、 ねえ、猫ってなんでこんなに可愛いんだろう? 毛が生えているからかな しっぽが生えているからじゃない? ヒゲがぴくぴくするからかな? 耳もぴくぴくするしね! 撫でるとゴロゴロいうからだよ! 撫でてってすりすりして来るのも可愛い! 安心しているのがいい感じだよね! ・・・可愛いから可愛いんだよ!(満場一致!結論?) 我が家には猫が6匹暮らしている。年長から、くぅさん、ろ

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