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2021/08/19 文庫本

晴れのち曇り時々小雨。

文庫本の片付け。
本日のターゲットは既読のものと未読のものと半々ぐらいかな?
こんなに買うなよ、自分。
読めないものを持っていても黄ばんでいくだけ、と思い分類にかかる。
同じちくま文庫でも文字の大きさや行間隔が結構違う。

1.比較的読みやすいもので、読めれば読みたいもの
2.もう興味がなくなってしまった、既読なら再読はない
3.電子書籍になっているから、読みたいときはそれを買うかな
4.細かくて無理、でも電子書籍にも青空文庫にもなっていなくて大切

1はとりあえず本棚に戻し、2と3はメルカリか図書館のリサイクル本に、4は自炊代行送り。
数で言うと4≒3>1>2、大切度では4>1≒3>2、費用との兼ね合いもあるし。

これが結構エネルギーのいる作業でへとへとになる。
長年積ん読していたにしても、一度は欲しいと思って買ったものだからね。

まあ少しずつ片付けるか、と適当に切り上げて、今度は図書館で借りた本を開く。
淡々とした日記のようなエッセイ、と思って借りたものだが、意外に私小説的に半生を振り返るというような内容で。
私の苦い経験を、逆の立場で経験した人の話だったとは。
ぱたんと本を閉じておしまいにすればいいものを、なかなかできず。
かさぶたをはがすと血が出るのがわかって、はがさずにいられないような感じ。
あーあ、へとへとがぼろぼろだ。

すっかり魂が抜かれたようになりつつもゴハン作らなくちゃなと、スーパーに買い物に行く。
レジの女性は、いつものようにキビキビと働いている。
向こうはどうだか知らないが、こちらは顔見知りの感覚だし、レシートの表示で名前も知っている。
姓だけだけど、あまりない名前なので覚えてしまったのだ。
この人だって家に帰れば家族がいたりいなかったり、なにか夢中になっていることや、もしかしたら困っていることがあったりするのだな、と当たり前なことを思う。

冷凍食品半額セールをやっていたのでレンジでチンするだけの皿うどんを買う。
『焼きそばの歴史』の刷り込みだ。