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移住して2ヶ月間を振り返って。良かった出来事と予想外だった話。〜鎌倉から米ポートランドに移住しました③

鎌倉からポートランドに移住して2ヶ月が経ちました。季節は紅葉シーズンまっただなかです。

1ヶ月経った頃にそろそろ書こうかと、移住するまでの事を書き始めたはいいものの、気づけばあっという間に2ヶ月が経ってしまいました。

移住するまでの事をまとめた記事はこちら。

移住についてのインタビュー記事はこちら。

移住して2ヶ月は、とにかく新しい街と暮らしに慣れること、そしてカルチャーに触れ馴染むことに時間を費やした日々。2ヶ月を振り返り、「これはよかった出来事」(goodな話)と「予想外だった話」(not so goodな話)を雑記ではありますが残しておこうと思います。いま書かないと忘れるから。もうすでにだいぶ忘れています。

最初の住まいは便が良いことが大事【good!】

SMOUTを運営しながら多くの人の移住を見てきて思うのは、やはり知らない街で暮らすのは大変!ということです。都市部を離れる移住であればあるほど、便利さや効率は失われていくものです。交通、買い物、暮らし全般において(もちろんそれを求めて移住しているわけではないのだけど)。

私は移住してガラッと環境が変わるときは、最初からザ・ローカルを求めるより、ソフトランディングな環境がちょうどいいと思っていました(子どもがいることもその背景にはあります)。

ポートランドの住宅も、アパート、一軒家そして賃貸/購入と選択肢は日本同様にいろいろあります。我が家は友人から引き継がせてもらって、マネジメントオフィスも建物内にある4F建ての賃貸アパートから生活をスタートしました。これはよい選択だったと思います。

日本と異なり、米国は冷蔵庫やレンジ、洗濯機に乾燥機、食洗機、オーブンなどは設備としてついているのが常で、時には家具付きもあります。我が家は前居住家族がベットなどを置いていってくれたこともあり、すぐに生活をスタートできました。

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海外生活でよく聞く「お湯が出ない!」「故障した!」修理依頼してもまったく来ないしなおらない・・・みたいな事はいっさいなく、ディスポーザーの調子が悪ければマネジメントオフィスに住民専用サイトから依頼しておくと、翌日メンテナンスのおにいちゃんが来てくれます。

使ったことのないメーカーの設備はもちろん説明書はないので、感覚でこんな感じ?と使っていきますが、有名どころなので今の時代ネットに動画やら説明書はありまして、だいたいなんとかなります。大雑把な性格でよかった(笑)。

子育て中の家族であればなおさら、住環境が整っているところに身を置けることは安心以外の何ものでもなく、もしまた移住しても最初は同じような住宅を選ぶように思います。ファシリティマネージャーのモニカとマリアが毎日笑顔で挨拶してくれるのも最高です。入居した瞬間に知り合いができたような、誰も知らない街でも迎えてもらっている安堵感があって。

そして我が家は目の前がバス停。乗れば「まちなか」と息子が呼んでいるダウンタウンまで20分、スーパーまで5分と、車がなくてもまあ生活ができる利便性にも助かりました。

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移住したからには、理想の家と住まいを・・・と思う事もあるでしょうが、まずは暮らしの基盤をつくるのが大事。家は土台です。移住時の家選びは安心感をひとつのキーワードに選ぶのを、私はおすすめしたいと思います。

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