人はなぜ「スキ」を伝えられないのか
人が、誰かを好きだということはすごく素晴らしいことなのに、何故か昔から秘密のこととして扱われることが多かった。
特に小中学生のときなんて、絶対言えない秘密として(でもなぜだか皆知ってる秘密として)皆心に隠し持っていた。
でも皆、誰かに好きと言われて嫌な気はしないのに、なぜ人は、誰かを好きだということを隠すんだろう。
ということで調べてみた(Googleで)
ネット上を調べてみると私と同じような疑問を持っている人が結構いて「どうしてスキという気持ちを伝えられないのでしょうか」と、色んな人が質問していた。
ふむふむ。やっぱ思うよね。
そこでいろいろな回答があったのだが、私自身が一番しっくりする回答として下記のものがあった。
それは
「スキだと言うことを伝えた途端、相手を独占したいという気持ちを察せられてしまうから」というものだ。
なるほどなるほど。一種の「恐怖心」なのだろうか。
確かに、ある程度年齢がいくと「好きです」の次の流れは「お付き合いして下さい」になる。
となると「あなたと付き合いたい」という言葉は、極端に言うと「あなたを彼氏・彼女として独占・束縛したい」ということになるのだろう。
相手からある程度の自由を奪ってしまうことだし、いろいろな約束をすることでもあるから、
そんな自分の「独占欲」が知られるのも嫌だし、そんな自分を受け入れてくれるのかと不安になり
だから人はスキという気持ちもありながら、その気持ちを伝えられないのだと、この見解が私の中で一番しっくりきた。
他にもいろいろな見解はある。距離感が今まで以上に縮まってしまうこととか。でもそれも根本は一緒なのかも知れない。
より自分の内面や、人間らしい部分、感情的な部分と、一定の約束を持ちながら向き合うということは、今まで関係性が近づくし、そこまで踏み込んでくれるかな?という不安。
私は人生で、自分から告白したことは高校生の時に1度しかないのだけど、そのときは一方的に「スキだから付き合って」という気持ちしか伝えていなかった。
それによって、自分がどれだけ相手を幸せにしてあげられるかというより、自分に相手がいることでの幸せだけを考えていた。いつも「自分が幸せかどうか」だった。
次する恋愛は、最後にもう一度自分から告白したいと思える人に、きちんと告白したいと思っていたのだけど、
最近、10年前の自分と違うなと思うことは、私に相手が必要かということより、私が相手をどれだけ幸せにしてあげられるかの基準のほうが高くなっているということだ。
そんな時に思うことは、自分が好きだからとか、大切だからと思っていることはそれほど重要ではない。(もちろんそれも重要なのだけど)
大切なことは、相手が私と関わることで、どう幸せになっているかということだ。
私はまあまあ積極的だし、思ったことも言う人間だとは思ったのだけど、もう次の恋愛で誰かに告白する、みたいなシチュエーションも到底想像できなくて、もう一生ないかもしれないと思っていたのだが、
私は好きな人に相手が幸せになってくれることがゴールなのだから、告白することはそのプロセスに入っていないことだと気づいてしまった(笑)
この気付きは良くも悪くも大きいかも知れない…。
ということで私は、もう誰かに自分の気持ちがどうだとか、告白することもないのかもしれない。
でもこれも変わるかも知れない。
いやいや、でもやっぱり、スキと伝えることは相手にとってこういう幸せがあるということを、教えてくれる人がいたらぜひコメントください。
ある日突然考えが変わったら、このnoteの記事はそっと消してなかったことにしようと思います笑
ということで、今日は「なぜ人はスキと伝えられないか」ということを自分の見解も含め書きました。
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