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バイト中、小学生に煽られた大学生の話


「お水はセルフサービスですのでご自由にお取りください!!
……取れるものなら、ですけどね。」


というセリフをバイト中に言いたくてたまんねぇ衝動に駆られている花揺(かゆ)です。こんにちは。

この件をバイト先の先輩に相談したら「えぐい」と一言だけ言われました。たしかに穏やかなバイト先で急にくっだらない戦闘が始まってしまったらえぐいですもんね。それは私も嫌なのでめっちゃ共感です。

まあ言えるもんなら全然言いますけどね!!
(いい子なので言いません。心の中にしまっておきます)


さて、実は花揺、こんな頭ぽけぽけインターネット星人ですが1年以上前から同じカフェでアルバイトをしています。
カフェって飲食店の中でも、色んなお客さんとお話できる(当社比)のですごい楽しいんです!同店舗で一緒にお仕事している従業員さんの接客の癖を観察するのも大好きです。

余談ですがある日、個人的人気No.1のパートさんが出勤してきた時のモノマネを休憩中の先輩にしたところ、先輩が笑いすぎて立てなくなったことがあります。いつか、皆さんの前で披露してみたいです。


さて、他にも色々バイトのお話をしたいところではありますが、この前花揺が小学生(低学年)と全力でバトルする珍事件が発生したのでお話させてください。



それは暑さがおかしく、花揺がレジ前で茹でダコみたいにぐでーっとしていた夏休みのこと。1人のかわいいお客様がこちらにやってきました。


「こんにちは〜!なにかご注文はありますか?」

ぱっと見た感じ小学校低学年くらいの女の子がレジにきてくれました。いくら小さい子でも接客はしっかり対応します。

小学生「んー?ないよー」

何もなかったようです。

花揺「そっか〜!じゃあお母s」
小学生「それにしてもあなた」

花揺「はい、どうしました?」

小学生「あなた、力弱そうwww」

花揺「はへ?」

いやいやいや、いくら急にバカにされたからといって小学生相手に大の大人がイラつくわけがございません!しかも、相手はわざわざ私に話しかけてくれた大切なお客様です。きっとかまって欲しかったのでしょう!!仕方ない、ちょうどお客さんの流れも止まっていたので少しくらいならお話してあげy

小学生「なんかすごく雑魚〜!!」

カーーーーーーン

前言撤回、バトル開始です。


花揺「……なんですって??」
小学生「だ〜か〜ら〜!!弱そうって言ってんの!!!」

花揺「え〜!!お姉さん強いよ?」
小学生「その腕で??w トング持てなさそうwww」
花揺「トングくらいは持てるわ カチカチ」
小学生「ギャハハハハハ」

私がこのトングでどれだけのドーナツやケーキを掴んできたか、目の前の子は知らなくて当然です。私はトングのプロなので、こんくらいは平気で持てます。なんなら動かせます。

小学生「しかも指も折れそうwww」
花揺「おっと、それ以上言うとトングで挟んじゃうよ」
小学生「www」
花揺((このクソガキが……))

最近の小学生の切れ味ってえぐいんですね。お魚さばけちゃいそう!

私は実際、寝坊して焦ったあげく本棚に小指をぶつけて骨折したことがあるので「指折れそう」という女子小学生の指摘には何も言えませんでした。図星です。痛いとこつかれてしまいました…((骨折だけに

小学生「www」
花揺「何度もうるせえ」


小学生「おねえさんここではたらいてるの?」
花揺「そうだよ〜」
小学生「きょういつまでいるの〜」
花揺「あと2時間くらいかな!」
小学生「はやくかえれよ」

「ア゙ア゙ン??お前のこと帰れなくしてやろうか!!?」

心の中で叫んでましたが、女の子を悲しませてはいけません。私は淑女中の淑女、簡単に言えばガチレディーです。これ以上煽られても困るので、お席に戻ってもらうことにしました。

花揺「ほかのお客さんも来るかもしれないから、お席にいてもらってもいい??」
小学生「いいけどクッキーちょうだい」

花揺「はい!そんぐらいいくらでもあげますよ!!200円くらいです!!!!!」
小学生「ほい(お金)」
花揺「あざっしたーーー!!!!!!!(圧)」
小学生「おねえさんもはやくかえれ」
花揺「ウッス!! さよなら!!!!!!!!」

本当に私はカフェの店員なのでしょうか、最後ラーメン屋の主人みたいな声を出していました。あとこの子は本当に小学生なのでしょうか???
私はこんな子、漫画やアニメでしか存在しないものだと思っていましたが、現実にもちゃんと存在していたようです。

あの小学生が帰った後に、随分仲良くしてたね〜と裏から他の店員さんが声をかけてくれたので「ガキに舐められたので、大人の本気を見せてやったってところです。軽く潰しておきました」とだけ答えておきました。実際にはやられっぱなしでしたが。

さて、このやり取りで精神がへろへろになった花揺でしたが後日私の似顔絵を描いてくれたその子がまたお店に現れたそうです。その日私はいなかったので残念ながら絵を見ることは出来ませんでした。


……あの時の小学生、また見せに来いよ
待ってるからな


それでは、また!
よしなに〜


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