1回中京6日目第11競走 第54回高松宮記念予想


※レースの概要

1967年創設の中京大賞典を前身に、1971年に高松宮杯として新設。
幾度かの変更を経て現在は3月の中京開催最終週に芝1200mで行われる。
春のスプリント王を目指し快速自慢が中京で激突、見逃せない
大一番となる。近年は波乱傾向で過去10年で1番人気の
成績が1-1-2-6。逆に10番人気以下は1-1-4-84と6頭が激走。特に2019年は3連単の配当が449万馬券の大波乱となった。

コース概要

向こう正面直線の真ん中付近よりスタートし、緩やかな登りを
120m進んだ後に緩やかな下りに入る。最後の直線はゴール手前
高低差2.0mの登坂が待ち受け、さらに240mの直線を走ってゴールする。
コース全体の高低差は3.5mにもなり、スプリント能力だけでなく
パワーと持続力が求められる。よって1200m専門の純粋な
スプリント能力よりも、1400mからマイル戦までをこなせるくらいの
適性が求められる。

スプリンターズSの結果は評価するな

高松宮記念が春のスプリンター頂上決戦と言えるのに対して
秋のスプリンター頂上決戦と言えるスプリンターズS。実は
スプリンターズSの結果と高松宮記念の結果は直結しない。
過去10年のスプリンターズS勝ち馬の高松宮記念成績は1-2-2-9で
年間2レースしかないスプリントG1という母集団を考えると
低調な数字と言える。
ステップレースのオーシャンステークス好走馬の不振もこの
データを裏付けていて、オーシャンS1着馬は過去10年で全頭が
馬券外に沈んでいるのに対し、同3着以下は3頭が馬券内に入り
波乱を呼んでいる。

外枠に注意(道悪想定)


過去10年の枠番別成績を見ると、良馬場開催では6枠以降が
全く馬券に絡んでいないのに対し、馬場状態が悪化するにつれ
外枠の好走率が上がってくる特徴がある。実際に重、不良馬場では
7枠、8枠の3着内率は60%まで跳ね上がる。稍重となると微妙だが
良馬場開催のように全く馬券に絡まないと行くことは無く、当日の
馬場状態に関しては細心の注意を払いたい。

※今回の予想印

  • ◎16番ウインマーベル

  • 〇5番トウシンマカオ

  • ▲1番ビッグシーザー

  • △2番マッドクール

  • ×3番ナムラクレア

  • ×6番ルガル

  • ×10番ビクターザウィナー

  • ×14番ママコチャ



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?