ケンブリッジ英検C2 Proficiency(旧CPE)(2024年3月2日受験)結果と感想

4回目のCPEです。結果は以下の通り。

リーディングは220点で自己ワーストタイ
Use of Englishは230点でこれも自己ワーストタイ
ライティングは205点でこれはPB(paper-based)での自己ベスト
リスニングは222点で微妙な点数
スピーキングは179点で過去一ダントツの自己ワーストとなりました。

この日は頭の働きがあまり良くなく、特に文字情報が頭に入ってきづらかったため、最初のReading and Use of Englishから大苦戦でした。リーディングはPart 1の語彙問題で1問間違えたと思います。読解もスムーズに行かず、特にPart 6の段落整序問題で大苦戦して時間がなくなりそうだったので途中であきらめてPart 7を急いで終わらせてから残った時間でギリギリまでPart 6を粘りました。以前「ケンブリッジ英検の段落整序問題(gapped text)を時間をかけずに全問正解する方法|kaz (note.com)」なんて記事を書きましたがそううまくは行きません。
UoEは結果的には満点ですが答えが閃くまでにいつもより時間がかかりました。

ライティングは今回の試験に向けて苦手な手書きを練習してきました。主にやったことはObjective Proficiencyに載っている解答例の書き写し。Part 1は2つのテキストのkey points抽出はすんなりできました。しかしエッセイ全体の流れや文レベルでどう書くかなかなか定まらずボーっとして気付いた時には残り時間が半分を切っていてかなり焦ったのですが、いったん書き出すと手はかなりスムーズに動いたので練習をした成果が多少は出たと思います。Part 1では毎回同じような表現が使えるので、次回受験までに手を動かすだけでなく内容も意識して使える表現を身に付けたい。Part 2にかけられた時間は30分ぐらいしかなく全然語数が足りてなかったと思いますが、書きやすいお題だったのでもう少し時間があればかなりの高得点が期待できたような気がします。ライティングには大きくスコアを伸ばせるポテンシャルを感じています。

リスニングは前述の通り文字情報が頭に入ってきづらかったことにより、リーディングほど時間をかけられない状況で問題文が全然頭に入ってきませんでした。その上Part 1から読む量が多めでかなり焦りました。以前の記事で一番読むのに苦労しないパートだと書いたPart 2ですら全然読むのが追い付かなかったです。

スピーキングは出来は良くなかったと思いますが、それにしても過去の結果に照らしてスコアが低すぎる。自分や他の人の過去の結果から、同じ人が受けた場合スピーキングはCAEよりCPEの方が高いスコアが出る傾向があるように感じていました。今回同じ会場で受けたと思われるCAEスピーキング197点のX(旧ツイッター)ユーザーが182点を取っていたので、たまたまハズレの採点者だった可能性もあります。

いやしかしCPEは難しい。IELTSではリーディングは本番試験以外では生まれてから1問も演習しないまま7回連続満点を取り、TOEFL iBTは20回ぐらい受けてどれだけ体調が悪くても二日酔いでもリーディングとリスニングの同時非満点は1度もなく、これらの試験にはもはや面白みを感じませんが、CPEはもう少し遊べそうです。

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