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YOASOBIさんの小説募集について

僭越ながら、私も募集させて頂きました。
monogataryで全部見れるんで、そちらから読んで頂いたら嬉しいです。

1部抜粋↓

「おはよう」って言葉を打っては消すのを繰り返す僕がいる。

僕は朝が来るといつものように学校へ行く支度をする。急いで朝食を掻き込んで鏡を覗き込んで寝ぐせや制服のシワが無いか隅々までチェックする。今日もあの子に会いに行くんだ。

「いってきまーす!」

僕は今にも離陸してしまうんじゃないかという勢いでいつもの駅まで自転車で進んでいった。テレビでいつもやっている僕の星座占いが1位だった事など聞く耳を持たぬまま僕の足は止まらなかった。
ペダルを漕ぐ度に僕に当たる風が心地いい。生まれたての朝日がこちらを覗き込んでいる。この瞬間、一秒先さえ全く分からぬ今日が始まろうとしている。

しばらくしているうちに駅につき、自転車を止めて改札口へ滑り込む。
駅のホームに繋がる階段を上ってつま先立ちして電車を待っていた。
これから乗る電車にあの子が乗っていたらいいのに、なんて思いに耽けているとそれを断ち切るように電車が滑り込んだ。

↓全部

https://monogatary.com/episode/128147


よろしくお願いします。

ちなみに「おはよう。」っていうタイトルであと3作品ぐらい出す予定です。