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人に向き合う7つのスタンス

「人に向き合う」という言葉をよく使うなぁと思い、人に向き合う上で何を大切にしているかを書き出してみた。


1 自己開示する

最近、自己開示に対する抵抗がなくなってきました。過去つらかったこと、いま苦しいこと、あるいは楽しいこと、すきなこと。基本的にはすべて話します。

弱さを知って受け入れることが、強さへの第一歩であると実感できたことが、このスタンスを作っている気がする。

2 人の気持ちをコントロールしない、正直に誠実に伝える

自分が何をどう伝えても、相手がどう受け取るかはコントロールできない。どれだけ相手を想像しても相手になることはできない。違う人間だから。

だから必要以上に自分の言葉に気を遣わないようにしています。(もちろんできる限りの配慮はするのですが。)

どれだけ考えても悩んでも人の気持ちはわからないからこそ、正直に直接聞いたり、誠実さを持って言葉を伝えたり、自分からできることはできる限りしたい。

3 嘘をつかない、相手にも自分にも

迷っていることや悪い情報、思惑も含めて、基本的にすべて話しています。

嘘をつくことは、上手にやれば周りを傷つけないかもしれないけど、人知れず自分を傷つけることにつながるから。心の傷は癒えるまで長い時間がかかるから。

まわりの人を信頼してるからできることですが、どんな状況でも、まず自分から正直に言うことから始めたい。

4 直接話す、テキストは合理的に

テキストと口頭(オンライン含む)では、伝わり方が全然違います。悩んでいるとき、不安なとき、細やかなニュアンスを伝えたいときには、口頭で話すようにしています。(記録としてテキストを前後に送ったりはします。)

コミュケーションコストが最も高まるのは誤解が生まれたときだと思うので、多少面倒でも先行投資だと思って、直接話すことを大切にしている。

簡単なコミュニケーションや確認はテキストで送った方が相手がすきなときに読めるので、時と場合によって使い分けてます。

5 性善説、人は信じる

人を疑ったり必要以上にリスクを考慮したり、性悪説に立つとコミュケーションコストが激増します。なので基本的には人を信じることから始めて、建設的に話し合い、最低限のリスクを検討します。

迅速な意思決定や効率的なプロトタイプ作成など、性善説で行動できるメリットは非常に多いです。

どうしても信じられないときやリスクを考えるときは、それが非常事態であるという認識とともに、細かくコミュニケーションを取るようにしています。

6人格否定しない

人格に対する決めつけや否定はしません。本当に本質的な部分は本人にしかわからないし、逆に自分が言われたら嫌だから。

スキルや環境によって、人の取る行動は大きく変化すると思っています。人格を否定するよりも、スキルや環境を整えることが合理的だと考えています。

事実、生まれながらに得意なことや苦手なこともあると思うので、得意不得意に関する共通認識を持ち、苦手は補い合い、得意は活かし合える関係が理想的だなと思います。

7 相手の一番大切なことを知る

人と会話しているとき、その人が一番大切にしていることを知りたいと思っています。お互いに大切な価値観を配慮して尊重した上で議論できたら、心地よくかつ建設的に話せるから。

できらばその人が過去、現在、未来においてどんなことを大切にしているかも知りたい。いましていることが、将来やりたいことにつながっていると感じられた方が成長や価値を感じやすいと自分では思うから。

また一人の意見や価値観が絶対ではないから、異なる価値観や反対意見を取り入れられた方が、チームとしての生産性が高まると信じてます。


最後まで読んでいただきありがとうございます。