見出し画像

#18 明かされない言葉について

シェアリングエコノミーが推進され、カジュアルに自分の考えをシェアしていく時代ですが、シェアすると同じぐらい、明かされない自分だけの言葉を持つ重要性を感じます。

自分のためだけの言葉
他人に語るためではない言葉
奥に秘めてぎらりと光る言葉

簡単に言葉にせず、自分の奥の方で時間をかけて何度も何度も考えることで、その言葉には、自分にとって特別な意味がつきます。

誰にも言えない大切な思い出
熱望する強くやりたいこと
長い人生においても変えたくない信念

人が持つ言葉はわかりやすく言葉にできるものばかりではないも思うのです。

嗚咽のような、心の叫びのような、言葉もあり、語らないからといって言葉を持たないということはないのです。

個性やその人らしさというものは、明かされない言葉から滲み出てくるものなのかもしれません。

それでは、また。

2019年7月18日
東京・茅場町にて

最後まで読んでいただきありがとうございます。