あなたに出会えて知った心は、愛。
cotreeインターン卒業生の板野さんに誘われて彼女が企画したアコースティックライブに行ってきました。
会場はとても雰囲気の良いカレー屋さんで美味いカレーとビールを飲みながらすてきな音楽を聞いて、とても幸福な時間でした。
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彼女の出番になったとき「今日のために書いた曲がある。cotreeでの経験があったから書くことができた。」と言ってくれて。
彼女が初めて書きあげた曲。自分が書いた曲を初めて人前で披露する葛藤もあっただろうけど、そんなことは微塵も感じさせない素晴らしい演奏だった。ほんと名曲。(4分くらいなのでぜひ聞いてほしい。YouTubeはこちらから。)
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これを聞いて泣きそうになってしまって。聞きながら、彼女のcotreeでの半年の葛藤や悩み、気づきや発見を想像してしまいました。
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初めて彼女に会ったときの印象は「やさしくて脆そうな子」。
「文章を書く仕事をしたい」と入ってくれて、まずはコラム記事をつくることから始めて。そこから彼女がメイン担当でTwitter運用をきちんとするようになって、ユーザーさんと少し距離の近いコミュニケーションをするようになりました。
印象的なことは、丁寧すぎるくらい丁寧にユーザーさんとのやりとりをしてくれたこと。
その後、オフラインでのユーザー会の運営も担当するようになって。彼女の運用するツイッターやユーザー会の雰囲気をすきになってくれるユーザーさんが何人も出てきて。
ただ、言葉や行動を考えすぎしまうやさしさを持っているから、さまざまな状況や思い、感情を受け止め過ぎてしまうこともあり、つらさを背負うときもあったことと思います。
それでも彼女自ら「変わらなきゃ」と思い、色々と行動していて。ぼくが直接何かできたわけではないのですが、懸命に努力する彼女の姿を見て、今でもよく覚えています。
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歌詞にもあるのですが、「変わることが絶対的に良いということではない」と個人的にも感じます。自分自身、変化に憧れ身を焦がして、燃え尽きたことがあるので強く実感します。
強い自分も弱い自分も、まるっと含めて自分。変えられる部分と変えられない部分があることを勇気と冷静さと知性で受け止める。
弱さを受け止めることでしか、強くなれない。
弱さを受け止めることで、初めて強くなれる。
そう思います。
そして、傷つけるかもしれないけど、言葉にして伝える。言葉にしないと自分の気持ちは伝わらないから。臆病になりながらも、相手を想って配慮して尊重して、言葉を選んで伝える。本当に大切なものを守りたいから。
本当に本当に、大切にしたいと思える人と出会えて、初めて愛というものを知れるような気がします。見返りを求めず、依存もしない。存在に感謝しながら貢献したいと、心の底から思える。そんな「あなた」。
その心を知ることができた人生は、きっと幸福なんだと思います。
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会が終わった帰り道。
感慨深い気持ちでいっぱいでした。
彼女が「やさしくて脆い人」から、痛みを知り、大切な「あなた」と出会えて、弱さを受け入れることで「やさしくて強い人」に変わったこと。
そして、会のコンセプト「音楽でつながる。これまでとこれから。」の通りになっていたこと。
あの曲を聞かせてもらって「彼女のこれまでとこれから」と「cotreeのこれまでとこれから」が、しっかりとつながっていることがわかったこと。
一旦別々の道を進むように見えますが、彼女とcotreeは、これからもつながっているから、そんなにさびしくないなとも思えました。(さびしい気持ちもあるのだけど、それは内緒。)
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出会いと存在に、感謝を。
成長と別れに、祝杯と笑顔を。
あなたとつながりに、愛を。
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もし近くに「変わらなきゃいけない」「強くあらねばならない」と思っている人がいたら、「そのままでいい、自信をもって。」と丁寧に言葉を送ってあげてみてください。
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TOP画像は、cotreeを卒業したときの板野さん。これまでにたくさんの感謝と、これからにたくさんのエールを送りたい。
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最後まで読んでいただきありがとうございます。