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僕とゾロアと初めての福ちゃん〜フェロマッシを添えて〜

すまいるさんに誘っていただき、6/23に開催された第2回福島チャンピオンシップ(福ちゃん)に参加してきました。

JCSに参加できなかったのと、モチベーションが落ちていなかったので大会に出たい気持ちが強く、良いチャンスを貰えました。

1.環境について

今回はJCS後の大会ということで、JCSの結果を踏まえた環境です。JCS前と比べるとカードプールは変わらないもののメタに影響を与えるだろう点が3つありました。

①ミュウミュウを主体としたデッキが確立されている

新弾直後にはミュウミュウがどのように使われるか不透明でしたが有料記事文化凄し、JCSで結果を残したデッキがいろんな形で公開、解説されているため、より仮想敵となりやすく対策される環境になっていると考えました。

②ネクロズマデッキの登場

JCSのマスターで2位になったネクロズマデッキ(スペネク)はデッキパワーが高く、ノーマークというわけにはいきません。このデッキはフーパに強く見えるので(検証までは手が回らなかった)フーパを主体としたデッキは数を減らすと判断しました。

③悪デッキの立ち位置

JCSの前後で悪デッキはエネルギーを加速するポケモンによってアーゴヨン型、ダークライGX型、ガオガエンGX型の3種類が出てきました。悪は強い割にJCSで大目立ちしなかったのでマークが緩そうな点や、数が増えそうなミュウミュルやスペネク相手にも不利ではなさそうな点で、悪くない位置にいると考えていました。

2.使用したデッキについて

まず、今回使用したデッキの話をします。

このデッキはJCS後に無料公開されていた記事で紹介されていたデッキをベースに弄ったものになります。以下本家のリンク

この記事はデッキの完成度も高いですが、デッキの解説として非常にレベルが高く、特にゲーム展開の分岐について言及している点が秀逸です。このように試合展開を言語化できるようになることはプレイングの上達においても重要です。デッキの解説は必要無いので選んだ理由と入れ替えた点について少しだけ書きます。元デッキからの変更点は3枚です。

【選んだ理由】
対応力が高く、プレイしていて面白いデッキだからです。またフィールドブロアーが2枚とミュウが入っており、ビーストゲームも使えるため、増えると予想したスペネク相手も戦えそうなことも好材料でした。あと、僕はゾロアってポケモンに愛着があるんです。

【入れ替えたカード】

このままでも充分強かったのですが、回していて不安な点があったので少しカードを入れ替えました。

in  Uターンボード、無人発電所、ムサシとコジロウ
out  プルメリ、ウツギ博士のレクチャー、ゲッコウガGX

●Uターンボード
このデッキは特定のアタッカーをカウンターする動きを備えており、それができるかどうかは重要なポイントでした。フェロマッシでルガルガンをカウンターするケースであれば必要なものはこだわりハチマキ、ビーストエネルギー、入れ替えカード(フウとラン)とフェロマッシに触れるカードの4枚となります。これらをとりひきとキャットウォークで必死こいて集めにいくのですが、ハチマキ、ビーストエネルギー、フウとランの3種類を集めるのが困難で、カウンター無理事件が頻発しました。これを今のプレイングでは上手く解決できなかったのでハチマキの3枚目かUターンボードを入れることにし、いつ引いても強いUターンボードの方を入れることにしました。ただ、Uターンボードは存在自体がカウンターを示唆している面もあるため、奇襲性が下がります。

●無人発電所
このデッキで練習していると、悪デッキに上手く勝てませんでした。最低限何かしらの策を用意しておきたいと思い、その結果採用したのが無人発電所です。
悪デッキのリストを見るとスタジアムが3枚でフィールドブロアーが入っていないものが多いです。悪のスタジアムはナイトシティと月輪の祭壇が主流で、これは自身の動きの円滑化のために積まれているため、能動的に出してくれるだろうと思いました。2枚入っているブロアーとマーシャドーで序盤からスタジアムを壊していき、相手のスタジアムを釣り出して無人発電所で止めるという流れです。
こちらの特性も止まりますが、悪デッキは特性を使えないとわざを使うことすらできなくなる場合が多く、自分の残りサイド3枚くらいで刺さってくれれば殴り切れると判断しました。こう書くとある程度有効な手法に見えなくもないのですが、悪デッキはデッドムーンGXで詰み盤面を作ってくるので中盤〜終盤に無人発電所やリセットスタンプを使えません。調整不足で、終わった今でも本当に有効な策なのかはわからないのですが、策を用意しておいて良かったと思います。

●ムサシとコジロウ
こちらは無人発電所の採用に伴って使うことにしたカードです。無人発電所はリセットスタンプと合わせてルガゾロ相手のいわゆる"詰み盤面"(前のGXを倒すとキャットウォークでトリプル加速とグズマを持ってきてテテフやデデンネを倒される盤面)を回避できるのですが手札があるとポケモン通信が使えるため、スタンプからムサシとコジロウを使うパターンを採用することにしました。
また、無人発電所があるとミュウミュウデッキにも1ターンもらえる場合があるのですが、ここでも手札を減らす方が有効だと思いました。
一般にスタンプからムサシとコジロウで手札を3→1に減らす場合、フィールドブロアーやマーシャドー、ネストボールを残す優先度は低く、サポートがない場合はテテフやプレシャスボールを残しがちです。キャットウォークが使えるデッキはこの限りではないですが、ムサシとコジロウの後に無人発電所を出すことで止まりやすくなるだろうと思いました。
ムサシとコジロウとプルメリの両方入った状態で上手く回せる自信が無かったので入れ替えとしました。

●ゲッコウガGX
フーパにはゲッコウガGXが無いと勝てないのですがスペネクを評価していたのでフーパのことは考えないことにしました。無人発電所があればフェロマッシでケルディオGXは突破できます。

●ウツギ博士のレクチャー
抜いてはいけないカード。代わりにUターンボードを入れたので初手にUターンボードが来たら反省していました。べ、別に初手にUターンボード引けたら嬉しいし!
本当に抜いたらダメなんですが他に抜く場所がわからなかった。誰か教えてくれー

3.当日のマッチアップ

1回戦 ガブギラ 後○6-4
2回戦 ミュウミュウ赤 先○6-4
3回戦 ガオガエン型悪 先○6-2
4回戦 ピカゼク 先○6-?
5回戦 グソクゾロアーク先○6-0
トナメ1回戦 ジラサン 先×2-6

ゾロア、福島に散る。
当日のマッチアップって項目をよく見かけるので入れているのですが何を書いたらいいのかわからず簡素にしました。「こいつ先手ばっかりだなー」とか「あのデッキと当たってないじゃーん」みたいなことを思いながら見てください。優勝したかったなあ。

4.感想

●ゾロペルフェロマッシというデッキ
サーチできるビーストエネルギーとフェロマッシが非常に非常に強力、力×力。
サイドが1枚多く取れるプランがあるだけでゲームの幅が広がりますし、ゾロアークでテテフに150点乗せるような残念プレイを無駄にしない展開が作れます。
わざわざ書くまでもないことばかりになりそうなのでこれ以上は辞めますがデッキパワーが高く、今後も使えるデッキになりそうだと思いました。

●ゾロアークの課題
プレシャスボール獲得以降のゾロアークデッキはウツギ博士で展開することが主流になっており以前よりリーリエやネストボール、ハイパーボールが減っているため、やぶれかぶれの刺さりやすい構築になっていると感じました。たねが並ばない状況でシロナを引いても以前以上に何も並びません。
また、ヤドンやベトベター、マーシャドーといったプレシャスボールでサーチできないカードや進化先へのアクセスをどれくらい太くするのかという課題もあり、ボール配分が難しいデッキなったと感じました。今回の構築はボールがかなり少ないため、ウツギ展開できなかった時の立て直しが難しく、初動の確保が重要なのでウツギ博士は4枚でも良いくらいだと感じました。

今回はここまで、みんながやってる目次つけるのをやってみたいけど今回もやり方がわからなかった。

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