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僕が離乳食ブランドを立ち上げる理由🐥

あけましておめでとうございます。久保直生です。
だいぶ遅れたご報告になりますが、2018年6月よりKazamidoriという乳幼児を抱えるご家庭に向けた事業を行う会社を創業しました。現在は子どもと家族を支える離乳食(最初はおかゆ)のブランドを作っています。
新年早々ではありますが、今日は、Kazamidoriが目指す世界、今やっていることについてお話できたらと思います。そして良いなと思った方は是非、僕らの挑戦に加担してください!

なぜ乳幼児なのか。

僕らが乳幼児を持つ家庭にこだわりを持つ理由の一つに、「非認知能力」という人間の基盤とも言える能力への関心があげられます。

【非認知能力とは】算数・国語などに始まる点数などで測れる力を「認知的能力」と呼ぶ一方で、数値などで測れない内面の力のことを非認知能力と呼ぶ。非認知能力に代表される、知的好奇心、自尊心、自己肯定感、自制心、自信、協調性、共感力、思いやり、社交性、道徳性などの力は、0才〜5才の未就学期が発達において大変大事な時期とされている。

「非認知能力」という言葉は、2000年にノーベル経済学賞を受賞したジェームズ・ヘックマンの論文から更に注目を集めました。その中の研究で、プリスクール(就学前教育)に通うと、将来的な年収や、就学率が上がったとするデータが出ました。非認知能力の醸成がその後の人生に良い影響を及ぼしたのではないか、とヘックマンは結論づけたのです。

この研究の妥当性への賛否はある一方で、僕はこれを聞いた時に非常に共感しました。幼い頃に培った知的好奇心や自己肯定感、共感力が今でも僕の活動の大きな支えになっていると感じますし、これは幼稚園くらいの頃から変わっていない普遍的な自分の能力だと感じるからです。また、この能力があったからこそ、いろんな方向へ興味分野を広げられましたし、主体的に学ぶこともできたと思っています。

21世紀に必要なスキル、僕らがはじめる理由

これからの時代、雇用は流動化し、職業選択もますます自由度が増すと思っています。副業も当たり前になり、1人がいくつもの仕事を持つかもしれません。そんな「自由」な社会において、辛くなっていくのは「自由を活かせない」ことだと思うのです。

やりたいことがない。自信がない。好きなことが見つからない。そういう状態になればますます、自由であることの弊害を受けると思います。相対的に今より、そういう人が弱い立場になっていくとも。これは非常に悲しいことだと思うし、こういう自由度の高い社会に個々人が対応していけるようになることが、僕は必要であると考えています。

だからこそ、知的好奇心、その好奇心を支える自己肯定感などの「好きという気持ち」を見つける、そして育む能力の重要性を感じます。そして、幼少期の生活がその能力の醸成に大きな影響を与えるということであれば、僕はやはり幼児教育や、幼少期のライフスタイルに寄り添っていくべきだと思ったわけです。

人間のエンジンとも言える、コアな部分をきちんと育てていくこと。
そして、誰もが自分の「好き」を見つけ、力にできるようになる社会の実現を目指して、Kazamidori,incはスタートしました。

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これからやっていくこと

現在は資金調達を終え、離乳食のD2Cサービスを準備しています。ここ数ヶ月で何百人ものご家庭のお話を聞く中で、この子どもの「食」といったところへの課題が根深いことを感じ、まずはこの領域からKazamidoriの歩みをスタートさせたいという想いが強くなりました。現在は、工場とも協力をして、おかゆのメニュー開発を行なっています。また、使ってくださる保育園や病児保育施設などとも連携を進めていく予定です。

なぜ幼児教育→離乳食なのか?

子どもの健全な成長には、親御さん、養育者共にストレスフリーな環境を作ること。これが最初のステップだと思っています。実際に最近の保育業界では、「子育て」ではなく「子育ち」である。といった考えが主流になってきています。心の成長期は、子どもに何か「教え」を与えるのではなく、子どもの主体的な行動に対して、養育者がサポートし、環境を作ってあげることが大事だといった考え方です。そして、その「子育ち」が保証されるには、大人にとってストレスフリーな「子育ち環境」を用意することが不可欠だと思います。

共働きの一般化、核家族化が進む中でも、親の自己実現、そして子どもの成長を両立できる社会を実現していけるように、我々は家庭へのサポートをしていきます。そして僕らが今作っている離乳食は、そんな親御さんを悩ませる「食」の悩みを解決できる最高のプロダクトだと実感しています。

僕らのチームは、誰よりも社会を前に進めていきたいという気持ちを強く持つメンバーが多くいます。また、皆この領域での課題解決は、社会を前に進めていけるという自信があります。

現在はエンジニアと3人で会社をやっていますが、本格的にアクセルを踏んでいくにあたり、もっと多くのみなさんからの力が必要です。良いなと感じてくださった方、ぜひ一緒に挑戦して欲しいです。また是非この記事を周りの方にもシェアしていただけますと大変嬉しいです!
2019年も全力で頑張ってまいりますので引き続き、温かい応援をよろしくお願いいたします。

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🐥こんな方にぜひ協力してほしい🐥・会社創業期のメンバーとして事業を共に進めてくれる方・記事の内容に共感してくださる方・ご飯を美味しそうに食べる方
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🐥ご紹介いただきたい人(お話聞きたいです!)🐥・D2Cや商品開発に詳しい方・商品開発経験のある調理師さん、栄養士さん・食育に知識が深い方・子育て中の親御さん

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みなさんからのご応募お待ちしております!
どうぞよろしくお願いいたします。

Kazamidori,inc 代表取締役
久保直生

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