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スピカとチカ先生と私。

初めて恒星占星術に触れた時、
私のヒライアカルライジングスターが
スピカだった。
(ヒライアカルライジングスターは
魂の目指す方向性という意味があるが、
私はたくさんある恒星の中で
自分に縁が深い応援星、と考えている。)

私はスピカと知った時、
大好きな羽海野チカ先生を思い出し、
なんだか意味を知る前に嬉しかった。

羽海野チカ先生の初期短編集に
スピカ」がある。
この題名にもなっている「スピカ」と
いうお話が大好きだ。

失敗したら、みんなに笑われる、
という呪いを優しく温かく、
誰も責めずに祓ってくれる物語。

大人や社会がかけてくる呪いを
優しく祓い、
目をさまさせてくれたり、
視野を広げてくれたりする表現は
現在連載中の3月のライオンでも
存分に健在で、
私もたくさん救ってもらった。
(呪いはあくまで私の比喩ですので、
呪術廻戦みたいな話ではありません・・・)

この物語の題名が、
なぜスピカなのかはわからないけれど、

幸せは途切れながらも続くのです

スピッツ スピカの歌詞より。

というフレーズが好きだと
仰られていたことがあった気がしたので、
それをモチーフにしたのかな、と思っている。

違う視点に立つって、
中々難しいけれど、
立ててしまえば、
世界の見え方が一瞬にして
変わることなんて、
意外とあることなのだ。

そんな視点を私も提示できたら、
嬉しいなと思うし、
いつも意識していたいとも思う。


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