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ミスコンで”自分らしさ”を表現したかったから、『一旦、武士になってみた。』


こんばんは!現在ミスター慶應出場中の風晴 井吾です。このnoteでは動画のストーリーと、僕がミスコンというものに出てからずっと抱えていたモヤモヤについて話します!ネガティブなことも書いてあるけど、それは一旦言語化してもうスッキリしようと。最後まで読んでくれたら嬉しいです!

1. 動画のストーリー

ぼんやりとスマホを眺めている。たくさんのモヤモヤを抱えながら、ミスター慶應ファイナリストのTwitterアカウントを眺めていた。

ミスコンに出て自分らしさや個性を表現したい。
ルックスというたった一つの尺度だけではジャッジされたくない。
もっと個性をめちゃくちゃ出したい。
その先で、何者かになりたい。

そんな気持ちがある一方で、すぐに疑問が浮かんだ。
表現したいと思っていた”個性”ってなんだっけ?
俺、何ができるんだっけ?(笑)
今まで漠然としか考えてこなかったものを急に突きつけられた。そんな深く考える必要もないと言われればそれまでなんだけど、自分は”かっこいい”・”可愛い”写真をあげ続けるだけの、いわゆるミスコンっぽいスタンスが好きではなかったから、その分 ”個性”というものをすごく考えてしまう。でも、考えれば考えるほど”個性”ってなんだっけ?って分からなくなった。

SNSを見ていると何者かになっている人たちをたくさん目にする。誰かと比べて自分を卑下するとかは全くないけれど、何か自分の生き方を明確にしている人に憧れる。ルックスだけではジャッジされたくなくてそれ以上の何かが欲しいという想いと、それ以外の何かを持っていないジレンマ。

SNSを見てはこんなことを考えてうずうずしていた日々。
そんな時間を経て、少しづつこう考え始めた。よく言われがちな話だし、正当化といえばそれまでなんだけど。

新しい何かなんて簡単に見つからないし、今までの自分を捨てて新たな何かになろうとすればするほど苦しくなる。そもそも過去の自分の積み重ねが今の自分を形成する訳だし、誰一人として同じ過去を歩んできた人はいなくて、自分の人生はすでにオンリーワンだと。それが個性なんだと。

自分は3歳から剣道を初めて高3までずっとやってて、ゴリゴリの男子校で....大学入ってそのあと海外がめっちゃ好きになって旅して...。まぁそんな人生。

でもとりあえず、今の自分の性格であったり思考を作ったのは、3歳から高3までの剣道は大きそう。

じゃあ。

一旦。『武士』で自分を表現してみるか。

こんなぶっ飛んだ思考で、秘境へ飛び出した。

まだわからないけど、”自分らしさ”を表現するために。

2. ミスコンくそむずくね?って話と、ミスコンへの願い。

ここまでストーリーをシリアスに書いたので、ここからはポップに。

ストーリーにも書いたように、”個性を表現する”ってめっっちゃむずい。
そもそも個性ってなんだっけ?って話だし。今までどこかに所属して生きてきた人間が、いきなりお前一人で何ができんねん?と突きつけられる。

むずい。まじで。(笑)

でも一方で、個性や内面と無縁の、”ルックス”という尺度しかないいわゆるミスコンには疑問を感じてしまうのも事実。毎日写真をあげて投票をお願いするだけのミスコン文化を否定するつもりはないけれど、もっとゴリゴリに内面を、個性を出せたら面白いのになぁって。
(あ、現時点ではルッキズムに対して自分はシリアスに意見を言うつもりはない。)

話が広がってしまいそうだからまとめると、
・ルックスという尺度しかないミスコンに違和感を感じて、もっと個性をゴリゴリ出したくなる
・でも自分の個性とは何かという壁にぶつかった
・”個性を出す”ために新たな何かを求める&過去の自分を捨てて何者かになろうとすると、理想とのギャップに苦しむ
・でもそもそも、一人一人違う過去を歩んできていて、オンリーワンで、それが個性やんな。それ出せばええねんな。
本当はもっといろいろ考えていたけど、すごくシンプルにすると、こんな感じ!

”個性”について、そしてミスコンのスタイルについて、すんごいモヤモヤした感情があって今に至っていて。

でもモヤモヤのネガティブな感情を吐き出すだけでは嫌で、何かそんな自分の考えも表現したくて、

だから、一番”自分らしい”『武士』で動画を作りました。

『一旦、武士になってみた。』
2020.09.14









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