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お芝居を観に行く いのうえ歌舞伎→ゲキ×シネ『狐晴明九尾狩』④

まさか、④を書くとは思っていませんでしたが、
書きます。

6月24日、ゲキ×シネ『狐晴明九尾狩』が映画館で公開されました。
ゲキ×シネというのは、演劇とシネマ(映画)が融合した作品ということかと。
私はこの劇を映画館で2度観ましたが(↓詳しくはこちら)、

その時は劇を撮影しているものが流れていました。
今回のゲキ×シネは、その時の映像(東京公演)が使われていたようですが、
映画的演出も入り、また違うエンターテイメントになっていました。
新しい観劇の仕方、なのかもしれません。

演劇はそもそも一回性のもの。
音楽におけるライブと同じで、演者も客も極度の緊張感の中でそれを体感する「臨場感」が全てかと思っていましたが、

このような状況下で、音楽配信が頻繁に行われる今、我々客側は見逃し配信を何度も見たり。
配信ライブ自体に多様な見せ方もあったり。

演劇でも様々なチャレンジがあって当然だろうと思い、好意的に受け止めました。

私も、普段から撮影されることも多く、
自分の姿が映像となって配信される機会も増えている職種なので、
見られることには意識的ではありますが、

この「配信文化」は、演者側の緊張度をさらに高めるものになろうかと思います。
ドラマや映画では何テイクもできていても、
演劇ではそれができないし、それが同時配信されているというのは。

今回のゲキ×シネはそのような生の緊張感を残しつつも、
映像の加工や、文字などの注釈が入り、
俳優さんのアップも多く、
一般に演劇に馴染みのない人も観やすい作品になっていました。

映画館で2回、ホールで2回、そして今回のゲキ×シネで5回目を観ることになったわけですが、
ひとつの作品の歴史を見てきたようで感慨深いです。
全ての演劇にこのようなチャレンジができるわけではありませんが、
陽性者が出るたびに公演中止を発表せざるを得ない現状にあって、
(実際、私も観劇予定だった舞台が1月に中止となり、観に行けなかったことよりも公演主催側の皆さんのことを心配しました。体も、お金も)
なんとか演劇の火が灯り続きますようにと祈りたいです。

▽梅田ブルクで衣装展をしていました。
 感激して、たくさん写真撮りました。
 向井理さん、竜星涼さん、
 とても背が高くてお顔(かつら)が小さかったです。

皆さん、履き物がボロボロになっていました。
力を込めて演技してくださりありがとうございました。伝わりました。

▽紫が安倍晴明(中村倫也さん)、
 白が賀茂利風(向井理さん)の衣装です。
 物語は2人の強い友情やライバル関係が主軸。


▽映画館でも、特集コーナーがありました。
 吉岡里帆さんのサイン入りポスター
 役に体当たりされている様子が印象的でした。
 早乙女友貴さんとのコンビネーションも
 良かったです。

▽一部の館だけになりますが、コラボ商品です。
 購入すると、
 コースター(3種類あるうちの1枚)と、
 限定商品の応募券がもらえます。
 入場の際に(3週間限定のようですが)、
 ポストカードタイプの写真
(こちらも3種類のうちどれか)ももらえます。
 お土産いっぱいですね。


▽初日舞台挨拶のレポートが上がりました。

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