見出し画像

見るだけでも与えられる強いエネルギー|霊峰と呼ばれる日本の象徴

1.はじめに



日本一高い山で知られている富士山。
その美しい姿は見る場所や天候、そして季節によって変化をし、国内に限らず海外からも絶賛され人々の心を魅了します。
標高3776メートル、山梨県と静岡県をまたぐ日本最高峰の活火山であり、2013年には世界遺産に登録されました。
富士山といいますと、「一富士二鷹三茄子」、末広がりの美しい造形、赤富士、ダイヤモンド富士など、縁起の良さで知られています。

画像1

また、パワースポットとしても有名で、そのご利益にあやかりたいと多くの人が訪れます。
富士山は高くて美しい山というだけではなく、とても神秘的な山で霊山、霊峰、太祖山とも呼ばれ、絶えず日本中にエネルギーを送り続けているのです。
霊山と呼ばれるほどの山である富士山には、どのような意味や役割があるのでしょうか?
今回は、日本の守護神、富士山の神秘についてご紹介します。

2.世界遺産



さて、富士山といいますと2013年世界遺産に登録されたことは有名ですが、この世界遺産とは3つに分類されていることをご存知でしょうか?
世界遺産とは文化遺産自然遺産、そして、それらにまたがる複合遺産の3つに分類されます。
富士山はこの中で「文化遺産」に登録されています。

画像2


美しい自然の象徴である富士山は自然遺産なのではないかと思われた方もいらっしゃるかもしれませんが、実は富士山は自然遺産として登録されるように活動をしていたのですが、落選をしてしまったという経歴があるのです。その理由としてゴミの不法投棄やし尿の処理問題、観光道路の建設などの開発が進み、人為的な手がかなり加わってしまったことが原因とされ、世界自然遺産としては2度の落選となってしまいました。

画像3

その後は文化遺産として目標を変更し、2013年には見事に「世界文化遺産」として登録されたのでした。

画像4

富士山は高く美しい姿から神聖視され、信仰の対象となっています。
また、浮世絵のような絵画の題材にもなっていることから、「信仰の対象と芸術の源泉」として認められたのです。
葛飾北斎の『富嶽三十六景』や歌川広重の『東海道五十三次』などの浮世絵には富士山が描かれています。

画像5

そして、世界文化遺産としての登録は富士山の山体だけのことを指している訳ではなく、富士山に関わる文化的な価値を持つ場所25ヶ所で構成されたものを世界文化遺産と呼んでいます。


1 富士山域
 1-1 山頂の信仰遺跡群
 1-2 大宮・村山口登山道(現富士宮口登山道)
 1-3 須山口登山道(現御殿場口登山道)
 1-4 須走口登山道
 1-5 吉田口登山道
 1-6 北口本宮冨士浅間神社
 1-7 西湖
 1-8 精進湖
 1-9 本栖湖
2 富士山本宮浅間大社
3 山宮浅間神社
4 村山浅間神社
5 須山浅間神社
6 冨士浅間神社(須走浅間神社)
7 河口浅間神社
8 冨士御室浅間神社
9 御師住宅(旧外川家住宅)
10 御師住宅(小佐野家住宅)
11 山中湖
12 河口湖
13忍野八海(出口池)
14忍野八海(お釜池)
15忍野八海(底抜池)
16忍野八海(銚子池)
17忍野八海(湧池)
18忍野八海(濁池)
19忍野八海(鏡池)
20 忍野八海(菖蒲池)
21 船津胎内樹型
22 吉田胎内樹型
23 人穴富士講遺跡
24 白糸ノ滝
25 三保松原


 画像6

3.太祖山

さて、みなさんは「太祖山」という言葉を聞いたことがありますか?
太祖山は山脈の中で最も高い山のことをいい、大地のエネルギーは太祖山から尾根を伝いそれぞれの地に枝分かれし、パワーを送り続けています。
風水では山脈をクネクネと力強く伝っていく様子が龍に似ていることから、このエネルギーの通り道を「龍脈」と呼んでいます。
龍脈の源が太祖山であり、龍脈が行き着くゴール地点を「龍穴」と呼んでいます。

画像7


日本各地にも太祖山と呼ばれる山が存在していますが、富士山は日本の太祖山であり、これ以上の聖地はないと言われるほどのパワーを秘めた、偉大な山なのです。
富士山麓には強力な龍穴がいくつか存在し、静岡県富士宮市の山宮浅間神社やまみやせんげんじんじゃ、そして富士山本宮浅間大社ふじさんほんぐうせんげんたいしゃなど、富士宮市一帯が強力な龍穴になっていると言われています。
富士山には強力な龍脈をカバーする形で、富士山を中心とし南西には富士山本宮浅間大社が、対角線上の北東には北口本宮冨士浅間神社があります。
富士山本宮浅間大社は「陽」を表すスポットに対し、北口本宮冨士浅間神社は「陰」を表しており、陰陽がペアで鎮座しています。

画像8


陰陽のバランスを取るという意味でも両神社を参拝をするとよいといわれています。

4.地球のチャクラ



さて、少しお話は変わりますが、人間にはエネルギーが出入りするポイントとして7つのチャクラというものがあることをご存知でしょうか?
目に見えるものではありませんが、エネルギーのツボのようなもので、頭頂部から尾てい骨まで、背骨に沿うような形で存在します。
空気中のエネルギーをクルクルと回転しながら体内に出入りすることで、人間はバランスを保っています。
7つのチャクラの中でも頭頂部にある第7チャクラをクラウンチャクラといいます。
実は地球にもチャクラがあり、地球のクラウンチャクラは富士山であるといわれているのです。

画像9


人間でいうクラウンチャクラとは宇宙と繋がる重要な役割を持っています。チャネリングができる人はクラウンチャクラが活性化しており、宇宙からの情報やインスピレーションを受け取ることができるのです。
富士山がクラウンチャクラであるのならば、宇宙と地球を繋ぐ重要な拠点であるということが言えます。
宇宙の周波数はとても高く、そこに繋がる富士山からも高い周波数を発しているために、見る人や訪れる人と共鳴をすることでパワーを得ることができるようです。
また、富士山に訪れることによって、もう一人の自分自身であるハイヤーセルフとの繋がりを強化できるとも言われているのです。
これからの時代は個々の精神性が高まる時代だといわれています。
元々日本人の精神性は他国と比べると高いと考えられてきましたが、西洋の文化やテクノロジーの発展によって素晴らしい感性が失われつつある傾向にあります。
富士山に訪れることで、私たちのクラウンチャクラも活性化することができるかもしれません。

5.まとめ



いかがでしたか?日本三霊山とも呼ばれている富士山は強力なパワーを秘めていることから、訪れるだけでもさまざまなご利益があり、その姿を目にするだけでも心にパワーと癒しを与えてくれます。

画像10

富士山を知らない日本人はいないと言っても過言ではありません。
それは、直接見たことがないとしても誰もが心の中に富士山がありその姿をはっきりとイメージすることができるのです。
日本人の心には富士山が宿りそのエネルギーをいつも受け取っているのです。

YouTube動画はこちらからどうぞ