皆さん、こんにちは！今回は、女２人旅イタリア編の第２弾です。

ローマの街を楽しんだ後は、次の目的地「フィレンツェ」に出発です。

移動は、バス。これがなんとも時間かかるんです！今回は、移動中のバス＆トイレの話から始めます。

しばし、お付き合いください。

さて、イタリアのトイレ事情を書いていきます。

日本では、公衆トイレもきれいで、コンビニでもトイレを借りれるし、トイレットペーパーも当然、無料で使えます。

しかーーーし！

イタリアのトイレ事情・・・・・。悲惨でした！私にとっては・・・・・。

まず、トイレに入るのに「チップ」が必要です。

「トイレの門番」みたいなおばちゃんがいる時もあります。急いでいるのに！漏れそうなのに！チップを入れて駆け込みます。しかし、みんなで一気に公衆トイレに立ち寄るので、当然混みます。トイレットペーパーももちろんありません。（今は改善されているかもしれませんが・・・）小さいポケットティッシュを握りしめ、便座の位置も高いので、足をプラプラさせながら用を足します。

本当に、トイレ一つで大変でした。たかがトイレされどトイレ・・・。生理的な欲求をすぐに満たせないのは本当にきつかったです。

添乗員さんからは、とにかくバス休憩の場所では、行きたくなくてもトイレに行ってくださいと言われていました。その後、何時間もトイレがないからです。

しかも、車窓からは、ずーーーーっと同じようなのどかな風景が続きます。トイレに行きたくなった時、気を紛らわせるのに苦労します。一緒に行った友達も、最初は会話がありますが、段々と口数が少なくなり、お互い寝てたり、ガイドブックを眺めたりとそれぞれの時間が過ぎていきました。

しかし！！！！！

このトイレ休憩でめちゃくちゃテンションのあがる出来事が起こります！！！

実は、同じ時期に、同じ職場の数学の先生（男性）が、私たちとは逆の旅行行程（ミラノ→フィレンツェ→ローマ）でイタリアに来ていました。そのことは、知っていたのですが、フィレンツェあたりのトイレ休憩の場所で、偶然！遭遇したのです！！！奇跡です！

イタリアで！

しかも同じ時間にトイレ休憩に立ち寄った場所で！職場の人に会うという、何とも非日常の中に感じた日常・・・。私が、先に先生を見つけて、テンション上がってめちゃくちゃ叫んでしまいました。興奮しすぎて、証拠になる写真を取り忘れています。偶然の出会いを、カメラに収めていれば良かったけど・・・。

単調なバス移動の中で、話題が一つ増えて、楽しい旅が続きそうな予感です・・・。

さていよいよ、次は、「フィレンツェ」に到着です。

私は、イタリアで、一番気に入ったのが、ここ「フィレンツェ」です。街自体が、「屋根のない美術館」と呼ばれるほど、歴史的な教会や博物館などが集まっている街で、竹野内豊さん主演の「冷静と情熱のあいだ」のロケ地でも有名なところです。

やはり、「花の都」と言われている「フィレンツェ」、とても街自体がきれいで、どこを切り取っても絵になる素敵な都市でした。でも、でも、不満だったことが一つ・・・。あまりにも滞在日数が短かったこと・・・。到着した１日目は、夜。そのまま夕食をとり、景色もわからないまま就寝です。

次の日！やっと街並みを見ることができました。「フィレンツェ」の街のシンボルとして有名な「サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂」がとても印象的で、感動しました。テレビや写真でしか見たことのなかった、茶色い帽子を被ったような可愛らしいデザインの建物です。

そして、フィレンツェ最古の橋、「ポンテヴェキオ」も見れました。残念ながら、歩いて橋を渡る時間がなかったので、バスの車窓から見学したような気がします。ディズニーシーにも、同じ名前の橋があるそうです。

２日目のメインの観光は、なんと言っても、「ウフィツィ美術館」です。

ボッティチェリの「ヴィーナスの誕生」を、近距離で見ることになるなんて！しかも、柵も何もなく、むき出しの本物の絵画を見ることができます。美術の教科書で見た絵画がたくさんです。静かに鑑賞しなきゃいけませんが、内心はテンション上がりまくりでした！同じく、ボッティチェリの「春」や、レオナルドダヴィンチの「受胎告知」などなど、展示してある彫刻も含めて、芸術の森に迷い込んだかのようで、とても心が躍る素敵な時間を過ごせました。

そして、オプショナルツアーとして、「ピサの斜塔」へも行ってきました。渋滞にはまってしまい、ギリギリ日没に間に合うくらいにやっと到着しました。薄暗くなっていく中、一か所だけ芝生の禿げた場所に立ちます。その場所は、写真スポット！そうです！！傾いたピサの斜塔を遠近法で、支えるポーズで写真に収めることができる場所です。みんなで代わりばんこに、思い出を残しました。間に合ってよかった・・・。

と・・・、ここで「フィレンツェ」が終了です。本当に素敵な街なのに、あまり散策が出来なくて、本当に残念でした。また、是非とも行きたい場所になりました。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

またまだ旅は続きます。次の目的地は、「ミラノ」

ここで年越しを迎えました。初の海外での年越しとなります。

レストランでのイケメンとの出会いや、水の都「ヴェニス」にも出かけました。また次の記事も、読んでいただけると嬉しいです。