見出し画像

夢なき子。

noteを出来る限りに更新するのは、楽しくもありしんどい作業でも有る。

《産みの苦しみ》
とでも言えばいいのか。

今日は何のネタで記事を書こうか?

すんなりとネタが舞い降りて来る時も有れば、絞り出す時も有る。

けれどとても嬉しいことに、多くの方に読まれるようになった(気がする)。

ど下手くそな文章も。
まぁまぁ、みはる、頑張ったんじゃない?
っていうときも。

そこには“みはる”が詰まっている。

読んでくださっている皆様に感謝・感謝!!

さっ。今日も書いていこー♪

今日のネタはちょっと勇気が要る。

みはるの内なるモノを見つめて、可視化してみようと思う。

小さい頃のみはるには、キライな授業(場面)が多々有ったが、その中のひとつに

☆将来、なりたいものはなぁーに?☆

があった。

この質問がどうもキライで苦手で…。

単純に“答”が浮かばないのだ。

あの頃の本音を言えば

【将来どころじゃない!今を生きるので精一杯だ!!】

と言う、小学生にしてはなんとも悲しい現実が横たわっていたからだと、今にしてみれば言語化出来る。

「私は美容師になりたいです!」
「私はスチュワーデス!(当時はCAなんて呼び方はない)」

クラスのみんなは意気揚々と答えるのだ。
しかも目をキラキラさせて。

どうしようもなく落ちこぼれている感覚に襲われた。
自分が情けなかった。

それよりなにより

「何でみんなそんなに嬉しそうなの?」

広がる疑問。

みはるは将来のことをウキウキして考えられない。
自分だけ取り残されている感じがして苦しかった。

それでも、道徳の時間とかに発表をしなくてはならない。

今でも覚えている。

「タイプライターを打つ事務員さんになりたいです」

夢の欠片も無い。

確かにタイプライターには憧れていた。
ずっと“パチパチ”と打ってみたかった。
今でもタイプライターは憧れの代物で、リサイクルショップなんかで使い古したソレを見ると、手を出したくなる。
例えばもう動かなくなった“インテリア”にするしか活用法がないようなモノであっても…。

憧れは大事だと思う。

でも、タイプライターの後に続く“事務員”と言うのは嘘っぱちだった。

みはるはなりたいモノなんか無いよ…。

泣き出したい気持ちをグッと堪えて、みんなの夢や憧れをぼんやりと聞いていた。

あれから40年以上が経過した。

今、みはるは実父からの“命”を奪われるような虐待にも有っていないし、
愛着を破壊するような言動・行動を繰り返してばかりだった母親とも物理的に距離を置いている。

相変わらず、機能不全家庭に育ってしまった“傷”はぐしゅぐしゅと痛むけれど

自由の身になったんだ!

そんな感覚が徐々に育ちつつ有る。

そうしたら自然になりたいモノを考え始めた。

やりたいことも取り立てて無く、無機質な日々をやり過ごすこと以外に生きる術がなかったみはるが、“この先”を漸く見られるようになったのだ。

50歳。

最早、若さからは遠のき過ぎている。

こっから“夢”なんて追えるのか?
追っても良いのか?

グルグルとネガティブな思考に引きずられる。

けれど、「今」なんだろう。

これまでみはるが流してきた“涙”や“悔しさ”をみはる自身の手で埋め、打ち破るのは。

果て?
何になりたいんだろう?

諦めてきたもの。

真っ先に思い浮かぶのは

大学生

そう、みはるは大学生になりたかったのだ。

同級生達と一緒に、笑いながらキャンパスを闊歩してみたかった。

「どうしよう。レポート終わってない。試験勉強してなぁーい!」

とか言ってみたかった。

なので、2年ほど前“受験勉強”にTryをした。
結果は挫折…。

理由はハッキリとしている。

みはるは自分を追い詰め過ぎたのだ。

勉強を見てくれていた荒井理事長の言いつけを守れなかった。

たっくさんたっくさん勉強をしなくちゃいけないんだと思っていた。
それこそ、血反吐を吐くほど…。

みはるは“大学”の実態を知らなさ過ぎた。

勉強を投げ捨てた当時は自分を責めてどうしよもなかった。

あすぴれんとを辞めよう

そこまで深刻に自分に“ダメ認定”を下していた。

そこから立ち直るのには思っていた以上に時間が必要だった。

苦しくて情けなくて、なにより恥ずかしかった。

でも、今もみはるはあすぴれんとに通い続けている。

あすぴれんとを辞めずに踏ん張れたことは、少なからず自分を褒めて良いことだと思っている。

その次に思い浮かぶのは?

産業カウンセラー

これは大学受験を目指すより更に1年ほど前。

ずっとお世話になっていた(今もなっている)PSW=精神保健福祉士の方に勧められた。

「ピアサポーターになるなら、ひとつの指針になりますよ!」

みはるはその日のうちに“産業カウンセラー”について調べた。

魅力的に思えた。

無料で開催されている“産業カウンセラー体験・傾聴講座”にも2度参加をした。

楽しかった。

みはるは傾聴がとても苦手なので
〈学ぶ価値は大いに有り!〉
と感覚的に掴んだ。

けれど、これらの“夢”を口にすると、今、最も近しい立場にある友人から

「動機が弱い!!」

と一蹴されてしまう。

「みんなが行くから…。
そんな風に流されて(時流に乗って)大学に行くほど、貴方は若くないでしょう?
大学に行くなら、行った後、どうなりたいのかをイメージしなきゃ!
産業カウンセラーでも同じこと。だから、貴方は“夢”がブレるの!」

…二の句が継げない…

みはるは何にもなっちゃいけないんだろうか?

颯爽と未来を捕まえるべく走り出しちゃいけないんだろうか?

学びたい!

この欲は切れたことがない。

ずーっとずーっと学びたいと思ってきた。

それが何なのか明確では無かったけれど…。

荒井理事長に勉強を教わっていた時とは“事情”も“環境”も著しく変わってしまった。

今のみはるは“介護”の現実を無視しては毎日を生きられない。
経済的な問題も立ちはだかる。

通信制なんて続きっこないし、第一キャンパスを闊歩する夢が叶わない!

そんな意固地な囚われから、先ずはみはる自身を解放してあげて、今いちど“通信制大学”を検討して(見直して)みる。

それから、産業カウンセラー講座についても。

大学じゃなくて良いのか?
資源(お金)は限られている。
産業カウンセラーの講座に入校したら、(恐らく)大学への道は遠のく。

それでも、産業カウンセラーの資格は欲しいのか?

慎重に慎重を期して考え抜く。

最後にあとひとつ。

前にも書いた。

本を出したい!

これも、どーせ叶いっこない!
って打ち捨ててきた「夢」だ。

叶える

本の夢は叶える。
みはるはどんな出来映えの文章でも、自分の書いた文章が愛おしい。

だから、もう捨てない。

あれほど“夢”の無かったみはるが、今は現実と折り合いを付けながら、出来る限りに未来を大切に考えようとしている。

こっから先は

もう、自分に嘘をつかないことだ。

考えて考えて考え抜く。

みはる…
貴方は何がしたいの?
貴方は何になりたいの?
貴方は何をしている時がいちばん嬉しいの?

これからもブレながら、そう遠くない未来に答を出したいと思う。

もう一度書く。

解っていることは

学びたい!

ってことだ。

文章のスキルを上げることも勿論日々考えている。

もしかして、“夢”の方向をグイッと変えて、“書くため”の講座に通うかも知れない。
昔、若気の至りでドブに捨てた学費を
今度こそ無駄にせず、将来のみはるを輝かせるために。

数年前、某国営放送で放映していた朝ドラに〈まれ〉と言うのが有った。
視聴率はイマイチだったようだけれど、みはるは好きだった。

ヒロインは始まりで口にする。

「私は夢が大嫌いです」

でも、半年後、最終回でこんな台詞に変わる。

「私は夢が大好きです」

果たして、みはるは“まれちゃん”になれるだろうか?

迷おう。迷い続けよう。

そうして、胸を張って

「今、“夢”を叶えています!!」

と、笑って言える日を迎えたい。

ーみはるの人生を決めるのは、みはるだー

みはる

~2019´10´5(土)

※青木さんの講演会カウントダウン!
10.19まで、あと15日!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?