見出し画像

私たちは"大志"を抱く者。

こんにちは!みはるです。
今日はnoteで公募している

#チームだからできたこと

に挑戦です!

「ひと」というのは大体何らかの"社会(コミュニティ)"に属しながら、日々を送っているものです。
昨今、その状態(状況)が苦しくて、不登校になってしまったり、メンタルを病んでしまう“ひと”も少なく有りません。
そもそも、"家庭"というものが、ひとつの"コミュニティ"ですから、"家庭"の環境が宜しくなかったら、もう、既に辛い。

本当に難しいですよね。

今日の内容は、"コミュニティ"での生きづらさを抱えている方にもそうでない方にも、是非、読んで頂けたら嬉しいなと思っています。

みはるは、これまでに何度か書いているように、精神疾患を持っています。
今はお陰様で回復期に入り、毎日を楽しめるようになりつつあります。

そんなみはるの現在の所属場所は【地域活動支援センター あすぴれんと】という所です。
以前にも少し触れましたが、地域活動支援センター(以下、地活)とは、地域における社会福祉資源のひとつであり、あすぴれんとは"精神疾患(障害)"·"知的障害"·"発達障害"を持っているメンバーの為の日中の居場所として、機能をしています。
あすぴれんととは〔"大志"或いは"大志を抱くもの"〕と訳され、語源は英語。英語記述では〔aspirant〕となります。

このあすぴれんとには、地活としての顔に加えて、【一般社団法人 臨床心理福祉協会 あすぴれんと】という顔があります。(以下、(一社)あすぴれんと)

みはるは、地活あすぴれんとのメンバー(利用者)であると共に、(一社)あすぴれんとの正会員でもあります。

(一社)あすぴれんと領域では、現在、4人の地活メンバーが活動をしています。
それぞれが、長い苦難を乗り越えて、地活領域でしっかりと精神疾患や心理学関連について学び、(一社)あすぴれんと発足と同時に、正会員になるべく、自らの意志でエントリーしました。

4人は、当然多くの"違い"を持ちます。
主たる精神疾患も割とバラバラですし、パーソナリティも勿論、4人4様。

ここで、あくまでみはる目線ではありますが、4人を紹介します。

À女史:非常にもの静か。どちらかと言えば、他メンバー3人の意見に静かに耳を傾けている。が、その実一番芯に熱いモノを秘めており、長年、"認知機能"改善の為のプログラムに積極的に参加をした結果、抜群の記憶力の良さを持つまでに。はっきり言って頼もしい。大のプロレスマニア。(笑)
B氏:あすぴれんと一番のギャグメーカー。しかし、ホントの所は、常にあすぴれんとの動向を俯瞰して見ることの出来る聡明な目を持っている。ここぞ!という時に、抜群の安定感を示す。本当に博識。みはる、限りなくリスペクト!
C氏:先ず、何でも出来る。しかも器用。頭脳明晰であるし、地活メンバーからもスタッフの方々からも頼りにされる好人物。もはやパーフェクトとも言えるが、突如"天然発言"をブチかまし、みんなを驚かせ、笑いを呼ぶ。特技は「絵」(既に、プロ並み)
みはる:長い間病気に苦しんだのにも関わらず、何故かユーモアに富んでいる。独特の感性があり、文章を書くことが三度のご飯より好き。高校時代、演劇部に所属していた為か、やたらに滑舌が良く、声もデカイ。(ん?迷惑か?!笑)

如何ですか?

素晴らしい"個性"の集まりでしょう?(と、自画自賛。笑)

こんな4人が昨年、(一社)あすぴれんとの活動のひとつである、"メンバーの大志を応援するプロジェクト"の一環としておこなわれた、【個展運営】をやり遂げました。
これは「絵を通してひとと心で繋がりたい!」という大志を持つ、C氏の「絵」を多くの方に見て頂きたいという、スタッフ·メンバー全員の願いを込めて行なわれたものです。

結果は大成功!

実はスタッフの方々は、“かなり多くの力をメンバーに貸さないと駄目だろうな”と思っていたことと思います。それは、勿論みはる達メンバーも同じでした。
【個展】の場と機会を与えてくださったスタッフの方々に心より感謝をしていましたし、何より"支えて貰うこと"は、最早当然のことと恐らく誰もが受け止めていたと思うのです。

けれど、実際には【個展】は、ほぼ4人の力に因って運営がなされました。

C氏の人柄もあり、嘗ての絵の先生方も遠路遥々お見えになってくださいましたし、地域において大きな役割を担っている、本当ならお近づきになれないようなBIGな方々も足を運んでくださいました。

その都度、C氏を全面に推し、バックアップし、些細なことかも知れませんが、"来てくださって、ありがうございます"の意味を込めた、キャンディやチョコレートのサービスなどもさせて頂きました。

何もかもが手造り。
初めての経験だらけでなので、全員が無我夢中でした。

「何としても、2週間、個展をやり切る!C氏の絵の魅力を解って貰う!」

C氏が主役の2週間なれど、À女史もB氏もみはるも、"我がこと"と捉え、懸命に日々を駆け抜けました。

先程、個展は大成功と書きました。

あすぴれんとプロデュース、初の【個展】でしたので、ご祝儀代わりの「絵」のご注文を頂いたことは確かです。
 
けれど、真の意味での"成功"は、そこではないとみはるは思っています。

一人ひとりが"病気"の症状に打ち勝ち、お互いを信頼し合い、常に笑いの絶えない空間を創り上げられた。

これこそが、大成功なのです。

あすぴれんとの理事長である、荒井さんは

「10年掛けて出来るようになるだろうと思っていたことを、初めての場で成し遂げてしまった」と仕切りに驚いていらっしゃいました。

精神疾患者であるみはる達は、長い闘病の一時期、筆舌に尽くし難い症状に見舞われ、多くのことを諦めざるを得ませんでした。

ただ"存在していること"。

これ以外に出来ることが無かったのです。

けれど、地活あすぴれんとでの学びの成果もあり、回復期へと移行することが出来ました。

そうして、"ただ存在している"だけではなく、多くの人々が胸に抱く、こうなりたい!という「夢」や、この道で生きて行きたい!という「希望」を胸に灯し始め、走り出しました。

個展に向けて、全力で絵を描いたC氏。
会場のレイアウトやその為に必要な小物の準備に奔走したみはる。

長い在廊期間、C氏をひとりぼっちにさせない為に、地活と個展の両立に頑張り続けたÀ女史とB氏。

みんなの力の結集です。

今まで味わったことのない"高揚感"と、何より"生きてるぞ!"っていう、命がまるごと喜ぶ感じ。

今、改めてお礼を言わせてください。

個展運営に多くの心遣いを示してくださったスタッフさん達、ありがとうございました。

個展に足を運んでくださった皆様、ありがとうございました。

開催期間中は、毎日、個展の様子をTwitterやFacebookにUpしていましたが、その記事にいいね!をつけてくださった皆様にも、心からの感謝をお伝えします。

みはる達は個展を通して、より一層お互いの"絆"を深めることが出来ました。

そうして、今年も、理事長以下スタッフの方々に支えられ、あすぴれんとを盛り上げる為の多くの話し合いに参加をしています。

みはる達は、既に"精神疾患(障害)"を理由に、何かを諦める「ひと」ではありません。

ごく当たり前の毎日をちょっとだけ、不調に悩みながらも、力強く歩んでいる、"大志を抱く者"達です。

事実、みはるもこうしてnoteに辿り着きました。

今、みはるの願いは、これからも続いていく(一社)あすぴれんとの活動に、地活のメンバーが名乗りを挙げてくれること。
その為にしっかりと回復へのプロセスを歩んで欲しいと願います。
当然、みはるもしんどい日がありますから、地活あすぴれんとのメンバーとしても、みんなと楽しく活動を続けます。

不登校に悩んでいる方々。
精神疾患に苦しんでいる方々。

今は暗いトンネルの中でも、きっときっと道は開けます。
貴方を輝かせる場所は必ず有ります。
だから、共に治療に励みましょう。

みはるはこれからも、転んだり悩んだりしながら、執筆活動を続けて行きます。

みはる、エッセイストになりたいぞ!(大志)

ここまでお読み頂いた皆様、心よりありがとうございました。m(_ _)m

締めくくりはこのふたつの言葉で。

精神疾患は回復します!!

今のみはるにとって

"チーム"とは、あすぴれんとそのものです。 

みはる

※本日の写メ→上段)記念すべき、初の個展にて。荒井さんの恩師。町田先生を囲んで。
文中写メ→初回の個展が好評を博し、2度目の個展にて撮影。(←みはるの1番のお気に入りの写メ)

〜2,019'7'22(月)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?