弁護士ドットコム(6027)の決算分析

2018.3Qの業績まとめ

3Q累積数字/通期予想(進捗率)
売上高  1,679百万/2,240百万(75.0%)
営業利益 400百万/500百万(80.0%)
純利益  251百万/310百万(81.3%) 

株価推移

四半期売上高の推移

規模感的に税理士ドットコムがなかなか苦戦しているように見えるが全事業伸びてはいる様子。

それぞれの事業の説明:株探ニュースを参考

弁護士マーケティングサービス

弁護士が無料で会員登録することで、サイト内にプロフィールを掲載し「みんなの法律相談」を通じた一般ユーザーからの法律相談への回答を行うことが可能である。また、一般ユーザーは、無料の会員登録をすることで、「みんなの法律相談」を通じて具体的な法律相談を行い、その回答内容や、回答した弁護士のプロフィール、提案内容を参考に、インターネット上で自分に最適な弁護士を選択し、直接の問い合わせができる。
(中略)
一方、弁護士業界では、司法制度改革に伴う弁護士数の急増に起因する業界内の競争激化の影響を受け、顧客開拓に対するマーケティングニーズが高まっており、インターネットを利用した各種マーケティング活動が活発化している。そのため、当サイトでは、有料会員登録弁護士向けの弁護士マーケティング支援サービスを提供している。有料会員登録弁護士は、月額固定料金が発生する契約期間において、注力分野、料金表及び解決事例の表示等、無料会員登録弁護士より詳細な「弁護士プロフィール」の作成が可能となっている。

有料会員サービス

法的トラブルを抱える一般ユーザーが、無料法律相談サービス「みんなの法律相談」を通じて弁護士に法律相談することが可能である。相談、回答の内容は一般公開されており、一般ユーザーは全ての一般ユーザーのトラブル事例の相談・回答内容をパソコンで閲覧できる。さらに、有料会員は月額324円(税込)を支払うことでスマートフォン及びフィーチャーフォンでも全ての一般ユーザーのトラブル事例の相談及び回答内容を閲覧することが可能である。加えて、「弁護士ドットコム」では、身近な話題を弁護士が法的観点から解説する記事を中心としたニュースを配信しており、他社が運営するインターネットニュースメディアにも記事を提供している。

広告その他サービス

同社は運営するサイトに広告枠を設けて、これを販売している。主な広告主は法律系書籍出版社等である。

税理士マーケティングサービス

「税理士ドットコム」では、税理士を探している一般ユーザーへの税理士の紹介を通じた、税理士マーケティング支援サービスを行っている。税理士が無料で会員登録することで、同社から税理士を探している一般ユーザーの紹介を受けることができるほか、サイト内でのプロフィールの掲載、「みんなの税務相談」を通じた、税務の悩みを抱える一般ユーザーからの税務相談への回答を行うことが可能となる。

それぞれの事業を分けてグラフにしてみる。

弁護士マーケティングサービス

有料会員サービス

有料会員のストックモデルで毎Q1億円か~ウハウハですね。

広告その他サービス

4Qは広告主の予算消化か伸びる傾向にありそう。
でも、直近は確実に伸ばせてきているな。

税理士マーケティングサービス

ずっと苦戦気味だったところから、直近伸びてきている様子。
このQで売上5,000万なので、月商2,000万近い水準になってきているのかな。
継続できるかどうか要注目。

ビジネスモデル解説

ビジネスモデルとしてはシンプルな純広告・掲載料モデルなので、
①どれだけサイト訪問者を増やすか

②どれだけ掲載事業者(広告主)増やすか
なのかなと思います。
掲載事業者増やすことでどのくらい広告単価が変わってきているか知りたいところ。いったん単純に 広告売上÷掲載広告主 で求めてみる。
あとは、
③有料登録会員によるストック売上

①どれだけサイト訪問者を増やすか

月別なのでかなりブレがありつつも右肩で伸びてはいる。

②どれだけ掲載事業者(広告主)増やすか

登録弁護士向け有料サービスのご案内にあたるのが、右側の人数かな。

ちなみに、右と左の違いを見るためにサイト内見ていたら、中高の同級生見つけました(笑)。有料会員登録弁護士ではありませんでした。

弁護士マーケティングサービスの売上÷有料会員弁護士数 の推移は…

となって、メディア内での広告主同士での出稿競争による広告単価のアップという状況にはまだなっていないようです。
なので、まだシンプルにサイト訪問者増やして、広告主にプラン通りの枠を買ってもらうという感じなのかな。

③有料登録会員によるストック

月額300円なので、300円×126,623人=37,986,900円
これだけで年4.5億円か!すごいですね!

いろんなサービスの有料会員数について見てみます。
ちょっと古いけど、最低5年は粘れ!その先に果実が。月額課金12サービス数値比較 | The Startupによると、
クックパッド:150万人
ルナルナ:200万人
このあたりはさすがにレベルが違うか…
Omiai:3万人
NewsPicks:3,000人
このあたりが参考になるかな。

ネットマーケティングのIRを見ると、Omiaiの有料会員数は44,112人(2017年9月末)。
ユーザベースのIRを見ると、NewsPicksの有料会員数は49,230人(2017年9月末)。

単価の違いは当然ありますが、このあたりの2.5倍くらいの会員数は獲得できているのはすごいですね。

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香月@名古屋

決算分析

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