UXの手法を厳選するなら何を選ぶか
会社の技術研究活動の一環でデザイン思考とUXについて研究するゼミ活動を行っています。ゼミではいくつかの活動をパラレルで実行していまして、その中の1つとして輪読会を実施しています。
選んだ本は千葉工大の安藤先生が書かれた「UXデザインの教科書」。この本に限った話ではないですが、UXの技術は聞き覚えのないワードやすぐ試しにくい手法が多く、すべてを網羅的に理解するまではできても、すべてを実践してみるのはかなり難易度が高いよね、とう話になりました。
私の会社では、企画設計フェーズでUXの手法を部分的に採用することが多いためゼミの参加メンバーのこれまでの経験を踏まえて、手法を厳選するならどれを選ぶかという議論になり、その話がおもしろかったので紹介したいと思います。
ユーザーモデリングの3階層
手法の選定にはユーザーモデリングの3階層の理解が必須でした。
1. 価値層
2. 行為層
3. 属性層
この3階層を意識してリサーチを行う際に、どの階層にフォーカスするかが重要になります。さて、どの階層が重要だと思いますか?
次回に続きます。
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