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間合い

zoomというオンライン会議のプラットフォームをご存知だろうか。インターネットを使ってビデオ会議ができる、概ねスカイプに似たサービスだが、会議室の使い勝手や繋がりやすさなどの色々な面で優れており、徐々に普及してきている。私は一年ほど前から勤務先で使い始め、オンラインのミーティング、商談や研修などで活用している。

これまで、私が参加したり主催したりしたzoomミーティングは、全員がzoomのセッションに参加するものばかりだったが、先日は、リアルとオンラインの混合のような場に参加した。同じ会議室で実際に顔をあわせて対話をしている4人ほどに加えて、私ともう一名が、それぞれ別の場所からオンラインで参加する方式だった。その日京都にいた私は、京都駅からスマホで参加した。

屋外からの参加でちゃんと繋がるか不安はあったが、まれに音声が途切れることがあったくらいで、ほぼストレスを感じずに参加できた。新幹線のホームからも参加できたし、なんなら乗車して走りだしてからも、数分は途切れなかったことには驚いた。

一点だけ難しさを感じたのは、会話での口火の切り方で、自分が発言したいことがあっても、それをうまく切り出す間合いがつかめない。同じ部屋のひとたちどうしでのテンポのよい会話のキャッチボールになかなか割り込めない。対話のなかでの発言は、まさにこのタイミングというものがあり、そこを逃すと話す意味すらもはやなくなってしまう。これは、ややヤキモキした。

これから話し始めるぞというとき、人はそういう雰囲気を醸し出せるようにできているようだ。非言語のシグナル、たとえば、身を乗り出すとか、目線を合わせるとか、相づちをうってから声をはさむとか、そのようなことを、無意識にしている。これが、非対面と対面が混合した場面だと、対面と非対面のわずかな時間と存在感の差が、どうしても参加の格差を生んでしまう。

これへの対応としては、たとえば、こんなルールを設けるのがよいのではないか。

進行役を決める。
進行役が発言を促し、発言したい人は手を挙げ、指名されたら発言する。
発言は最後まで聴き、途中でカットインしない。

もうひとつ、対話のスピード感にも注意を払うのがよさそうだ。別のzoomを用いた対話の場に参加したとき、ファシリテーターが話すペースのゆったりぶりに驚いたことがある。なぜか、ほかの参加者の話すペースもゆっくりとなり、発言しやすさを実感できた。

次回のセッションでは、この辺を意識して臨んでみたい。

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Kazu IIDA

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