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ノートの効果

息子はこちらから働きかけないと、自主的にはまだ書かないが、やったこと、学んだことをノートに書かせている。小学校3年生の字ははっきりいってめちゃくちゃ汚い。線の枠からははみ出るわ、図なのか字なのかがわからないわ、で何を書いているのか聞かないと分からない。それでも聞いてみると、本人にはわかるようだ。

こちらとしては、「結構大切なことを言ってるんだけどな」なんて思いながら、将来の本人の宝ものになるので、もっと丁寧に書いて欲しいものだが、まだやらされ感で行っている以上、書いてるだけでもよしとしている。

そんなノートも少しずつだけどページ数もたまってきた。そこで、今度は練習前に、本当に1分ほど、見返すように提案してみた。そこで、気になったところを今日の練習で特に意識すれば、何も考えないで練習するよりも練習の効果が違ってくるのは当然だ。さらに自分で言ったことは忘れないように練習中もこちらから、「どこ意識するんだっけ」と意識付けをするように声掛けをしていった。

目的意識を持つと、脳がその答えを探し出してくれる。これは脳機能の中のRAS回路というもので、たとえば、あなたに子どもができると、電車や街の中でやたら子どもが目についたり、スーパーなどでおむつなどの子どもの用品が目についたりすることはないだろうか。これを、「カラーバス効果」「カクテルパーティー効果」という。

言葉の定義はどうでもいいが、要は息子は練習前に、目的意識を置くことで、脳が味方にし、その課題を克服しようと脳が働いてくれる。そうすると、その練習の入り方や取り組み方、同じ時間でも時間の過ごし方が全く違ってくる。

以前に、予習と復習のどちらが大切か、という記事を書いたが、練習前にノートを見ることが、まさに予習にあたる。その時の記事はこちら↓

ノートの力も借りつつ、少しずつだが着実にうまくなってきている。息子は、残念ながら天才肌ではない。さらに野球を始めたのが、周りの人より遅い。なので、その差を埋めるために、工夫した努力が必要だ。
あと1か月で、秋の大会が始まる。息子は試合に出ているときが楽しいようで、目標に向かっているとき人は輝いている。秋の大会で、しっかりとチームの戦力として活躍できるよう、これからもサポートしていきたい。

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