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器を広げる

よく人間の成長のために「器を大きくする」という表現が使われる。この器が大きくなれば、今あなたが抱えている問題は解決するだろう。ただし、器が大きくなり、その問題が解決しても、残念ながら問題がすべて解決する日はやってこない。なぜなら、その器ごとに問題が必ずあるからである。つまり、器が大きくなっても変わるのは対応しようとする問題の種類だけである。

このことは、人間の成長は無限であり、自分の今のレベルがどこであろうとも、まだ成長し続けないといけないことを意味する。
では、この抽象的な表現である「器」を大きくするためにはどうしたらいいのだろうか。
これは、ずばり「自分のやりたくないことをやるしかない」。つまり、苦手なことや安心領域の外(自分が慣れていないことや普段しないこと)のことをしてはじめて器が大きくなる。

筋トレで10回腕立て伏せをして、一番筋肉がつくのは?と聞かれ、私が8回かな、10回かな、と考えていたら、その講師が「11回目です」と答えて、納得してしまった。きつい、ここからもう一押しできるかが、器を広げるヒントになりそうだ。

ただし、きついだけだと精神的にも辛くなってしまう人もいるだろう。そこで、達成したら「お祝いをする」というようにすれば、達成とお祝いが脳で結び付くので、きつい目標も喜びにつながり達成しやすくなる。
是非参考にしてみてほしい。

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