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夏真っ盛り!

ヨーロッパに赴任して6回目の夏を迎えたけど、今年の夏は今まで過ごしてきた中で一番じゃないかってほど天気の良い日が続いている。夏至は先日過ぎてしまったけど、相変わらず太陽がさんさんと降り注ぐ日が続いていて、今週は気温も30度にまで上がりそうだ。ヨーロッパは空気はカラッとしていて日本のようなジメジメとした蒸し暑さは皆無だけど、いかんせん太陽光が強いので、外にずっといると肌がジリジリと焦がされるように感じる。そして家の中も基本冷房がないので熱気がこもってすごく暮らしにくくなる。それが唯一のヨーロッパの夏のデメリットだけど、それを除けばこんなに過ごしやすい気候はないと思うので、私は大層気に入っている。夜遅くまで外が明るいのも良いところだ。このままずっとヨーロッパで夏を迎えられたらいいのに、と思うくらいである。

それにしても、もう6回目の夏である。赴任したのは夏の終わりなので、それも含めると7回。20代の後半戦を謳歌していた(?)自分もすっかり30代が板についてきた。同時期に赴任した人たちもほとんどが日本に帰ってしまった。本当に長くなったなーとしみじみと感じる毎日だ。ヨーロッパ生活は公私ともに日本で過ごしていた頃よりもずっと楽しい。これだけいると飽きる人もいるみたいだけど、自分はむしろこっちの生活リズムや住環境にすっかり慣れて全く帰りたくない。とはいっても、そのうち終わりは来るのだけど。

思い切って海外移住という選択肢も考えないわけではないけど、いろんな意味でリスクが高い。今並みの生活を維持しようと思うと、たぶんマスターを取って改めて就職口を見つけて…という感じになるのだろう。あまりうまくイメージは持てない。でも日本に戻っても楽しく生活するイメージが湧かない。そうやってモヤモヤを繰り返す夏の日。

これからどうなることやら。思慮に耽りながらも、夏を謳歌しようと思う。

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