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テレアポを苦手な人が知っておくべき【テレアポ成功のためのキーファクター】※天才には勝てません

はじめに


結論:テレアポの9割は大阪のオバちゃん力で決まる!

まず、大前提として僕はテレアポが苦手です。
「大阪のオバちゃん」をできないからです。
厳密に言うと、どうしても自分の殻を破れず、大阪のオバちゃんになりきれないからです。
ただ、苦手だからこそ出来る人を観察し、そのギャップがどこにあるのか客観的に研究できました。
テレアポの天才になれるかどうか、「大阪のオバちゃん力」が重要なカギを握っています!

テレアポの難しさ

はじめに総論として整理しておきたいのが、テレアポの特殊性です。
まず、ベンチャーと上場企業の両方でテレアポを経験して、テレアポには2種類のテレアポがあると考えています。

ここでは、0ベースの純粋なテレアポ(ナンパ型のテレアポ)について考えていきます。
テレアポの難しさは、

1.そもそもスタートを切ることが難しい
2.電話では対面の1/2くらいしか伝わらない

という2点に集約されます。
そもそも、どこの誰だかわからない人から突然電話がかかってくるのがテレアポです。
街で知らない人から急に声をかけられると怖いですよね?
相手にとっては迷惑行為以外のなにものでもありません。
さらに難しいのが、電話では意思疎通を図るのもうまくいかないってことなんです。
相手の姿が見えない中でのコミュニケーションは思っている以上に伝わりません。
そもそもの伝えたい内容もそうですし、温度感や空気感など人柄的な情報も電話では伝わらないんです。
お前誰だよ?から始まるうえに、電話では通常の会話の1/2くらいしか話が伝わらない。
よっぽどテレアポ仕様に切り替えないと何も伝わらないのがテレアポの難しさです。

大阪のオバちゃん力!? テレアポ成功の鍵とは?

テレアポ=ナンパである

あ、ナンパはしたことないんですよ。
いや、ほんとに。
ただ、ナンパ本を読んでると、テレアポのうまい人との共通点だらけなんですね。
「話を聞いてくれる人なんていない」というのがテレアポの大前提です。
突然電話がかかってきて、「お忙しいところ大変申し訳ございません。○○様のお電話で間違いないでしょうか?」という電話がロボットみたいな話し方でかかってきたら身構えますし、早く切りたくなりますよね?
程度の差はあれ、少しでもビジネス感を感じると急に相手のテンションが下がります。目に見えてわかるくらいに。
ナンパ師の人たちも、いかに無関心の状態の人を会話ができる状態にできるかにすべてを掛けています。
この最初の大きな壁をいかにクリアできるかがテレアポ成功の大きなカギです。

出川哲朗の英会話

みなさん、「世界の果てまでイッテQ!」というテレビ番組は観たことがあるでしょうか?
その中の企画で出川哲朗さんが、「○○で○○を買いなさい」という司令を海外で一人だけで達成するという企画があります。
めちゃくちゃな英語なのに会話が成立してお題を達成してしまうというのが面白い企画なんですが、それ以上にほぼ100%の確率で通行人を立ち止まらせて質問に回答させるという出川さんの化け物コミュニケーション力が面白い企画でもあります。
実際、英語が堪能な他のタレントが同じチャレンジをすると、忙しいからごめんねと立ち止まってももらえず、まったく会話が成立しないという場面もあります。
これについて出川さんが解説していたのが、ちょっとお時間いいですか?とか聞いちゃうと絶対忙しいって言われるんだよという内容です。
テンション高く、「○○!○○知ってる!?」といきなり聞いてしまうと人は答えてしまうものなんだよとも言っていました。
まさにこれが、テレアポの真髄だと考えています。

大阪のオバちゃん力=嫌味のない図々しさ

ここで言う大阪のオバちゃんは、ステレオタイプな例のオバちゃんです。
ヒョウ柄でカラフルなヘアカラーで強めのパーマな。
子供やペットを連れて歩いていると、友達みたいに声をかけてくれるあのオバちゃんです。
見ず知らずとはいえ、「お兄ちゃん、かわいいワンちゃん連れてるやん!何歳なん?」と例の人懐っこい感じで声をかけられたら無視はできないですよね。いい意味でも悪い意味でも・・・。
テレアポも同じで、少しでもビジネス感を感じるといかに電話を切るかにスイッチが切り替わってしまい、会話が成立しません。
多くあるのが、そんな空気の中製品説明を始めてしまい、途中で電話を切られてしまうというシチュエーションです。
最初の空気ができていない状況で、どんなにうまく説明をしたところで届くことはありません。
なんなら、テレアポが上手い人は説明をしません。
たかだか10分くらいの電話で見ず知らずの人と友達になって、1回会って話しましょうよとなってしまうんです。(そもそも10分も電話できるのがすごいのですが)
すべては、大阪のオバちゃん力を遺憾なく発揮して、会話を成立させてしまうからなんです。

まとめ

今回は、テレアポ成功のカギは大阪のオバちゃん力だという内容をまとめました。
この「嫌味のない図々しさ」は頭で理解できても実践するのがとても難しい能力です。
実際に、テレアポのうまい人のテレアポを聞かせてもらい、細かなテクニックまで聞くことはできました。
ロープレも実施し、練習ではある程度再現できるようになったんです。
ただ、馴れ馴れしく電話して怒られたらどうしようというマインドがどうしても抜けず、いつものビジネス感あるテレアポに戻ってしまうんです。
あと、最初の定型文まではうまくいっても、会話が始まるとどうしてもボロが出てしまうんですよね・・・。
とはいえ、この概念を知らないでテレアポをしていて、このカギを知って実際にできるという人もいると思います。
次の記事で、テレアポの天才がどのように大阪のオバちゃん力を発揮しているのか、具体的な内容をまとめますので、ぜひそちらもご覧ください。

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