ライター向け写真撮影メモ〜インタビューカットその2「ストロボを使用する理由」

さて、いよいよ撮影です。いろいろな撮影方法があると思いますが、結論から言いますと「ストロボ使えよ」ということになります。

よく、編集者やライターがストロボを使わないでインタビュー撮影をしているのを見かけます。今のデジカメは高感度に強くなっているので、それでも撮影はできるでしょう。

しかし、僕はストロボを使います。よほど大きな窓で日差しがあるとき以外は、たいてい室内ではストロボを使います。

なぜでしょう? 答えはひとつ。「歩留まりがいいから」です。

使用するレンズにより、手ブレしないシャッタースピードというのは変わりますが、その手ブレしないシャッタースピード以上に設定しても、手ブレを起こしていたり、被写体ブレを起こしていたり、ピントがずれていたりするものです。

また、シャッタースピードを速くするあまり、画面全体の露出が暗いという写真もよく見かけます。

室内でストロボなしで写真を撮るのは、成功率50%くらいだと思ってください。いや、もっと下かもしれません。

ストロボを使うと、撮れている確率は大幅にアップします。8割くらいはちゃんと撮れます(自分比)。

なぜストロボを使ったほうがちゃんと撮れるのかについては、本筋から外れるので割愛しますが、とにかく歩留まりは上がります。

じゃあ、どうやって撮影すればいいのかという話になりますが、それは次回から解説します。


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