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人生でふと立ち止まった時の話

いつも見ていただきありがとうございます。

『あなたの自分らしさを引き出す』
タロット/数秘術占い師 花残(かざん)です。




今日は占いとは直接関係ありませんが、昔話をしたいと思います。


私は占い師として活動を始めてから何年も経ちますが、それまでは会社員として生計を立てていた時期があります。

皆さんと同じように、私もかつて学校や職場に毎日のように向かう日々を過ごしていました。

振り返ってみると、そこでは親や世間が敷いたレールの上でベルトコンベア式にやらねばならないことが次々に発生して、ただそれに従っているだけ。

そんな時間の過ごし方がほとんどだったように思います。




私にとって学校も職場も、最初は目に映るものすべてが新鮮で充実していました。


しかし、その興味関心が一生続くことはなく、次第に慣れて麻痺してしまい、惰性で時間を過ごしていくようになりました。



だけど、ふとした時に

「自分はいったい何をしているんだろう?」

と思う事がありました。



「毎日同じ事をしても何も疑問を持たず、とにかくこの世界に馴染むことが私の目指すべき道なんだ!」

と思い込もうとしたけれど、


『本当に、こんな事をしたくてしているの?』

『ひょっとして、仕方がないからしているだけなのかも?』

『仕方がない、って何が仕方ないんだろう?』


『・・・こんな事を考えるなんて今日の私はネガティブだな』

『かといって死にたい気持ちがあるかというとそれは無さそうだ、じゃあ今日も学校へ・職場へ行こう』


『でも、逆に考えると生きている理由も大して強固なものは思い浮かばない』

『もしかして、自分はただ何となくで生きてしまっているだけなんじゃないか・・・』




この感覚、皆さんも抱いたことがあるのではないでしょうか。

そんな時、私はその感覚を振り切りたくてゲームやスポーツといった娯楽に飛び込みました。

何かに集中している間だけはその感覚を忘れる事ができました。

でもそれが終えるとまた思い出して悩んでしまい、そしてどれだけ考えても明確な答えは出てきませんでした。

そして、いつの日か考え続けるのを諦めて元の生活に戻ってしまった。

私の人生はそれを延々と繰り返していたように思います。




この問いに対して、
『そこで占いを使えば、一発であなたの進むべき道を見出せますよ!』
と宣伝したいところではありますが(笑)
あくまでも補助的なツールとして占いをお使いいただくのがベストだと私は考えております。


実際に私が占いを学び、自分で自分を占い始めた時も、

・私の進む道はどうやらこれだ
あるいは、
・これはどうやら私が進むべきではない道のようだ

という指針までは得られましたが、最後は自分で選択をして道を歩いたり歩かなかったりして、その結果どう思ったか・何を感じたか、それが何よりも自分の糧になっていると思います。



以上、今回はとりとめのない記事になってしまいましたが、一度初心に帰る意味も込めて書きました。


もしもあなたが今立ち止まっているのなら、大いに悩めばよいのです。

そして、その解決が自力では厳しいかもと思ったとき、一つの選択肢として占いがあるということだけ、頭の片隅に置いていただけると私は嬉しいです。

スピリチュアルの世界にいながらも、あなたと同じく悩める者としてね。



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