さむね

【48日でフォロワー900人超!】より効果的に「いいね」をもらう方法~マーケ編~

2018年6月、私のTwitterアカウントがひっそりと誕生した。
開設当日のフォロー数は64、フォロワー数は8だった。

7月30日、開設から48日がたった現在、フォロー数200に対して、フォロワー数は920人になった。

手前みそだけど、なかなか悪くない経過じゃないだろうか。
現在この結果があることは、もちろん善良なTwitterユーザーのみなさまあってのことだ。これは間違いない。感謝いたします。

ただ、よりツイートに反応してもらいやすくするコツと、よりフォローしてもらいやすくなるコツというものは、マーケティング的な見解と、編集的な技術として、確実に存在している

経歴の浅い私が書くのも恐縮だが、よりTwitterを楽しむヒントになると幸いなので、何本かの記事に分けて書かせてもらいたい。

初回は、記事のタイトル通り、ツイートに「いいね」をもらいやすくする方法を、マーケティングの視点からご紹介したい。

よりたくさん「いいね」をもらうための基本構造

「いいね」をもらうために必要な要素は大きく分けて2つある。

①できるだけ多くの人にツイートを露出させる。(マーケ要素)
②「いいね」を押す動機のあるツイート内容にする。(編集要素)

これをTwitterマーケティング寄りに言い換えると

①インプレッション数を伸ばす。
②エンゲージメント率を上げる。

である。
「インプレッション数」とは「そのツイートが表示された回数」のことで、同じ人が2回みても「インプレッション2」とカウントされる指数。
つまりツイートがユーザーのタイムラインに表示された純粋回数だ。
(一般的にマーケでは「リーチ数」が重視されるが、複数アカウントが持てるTwitterでは「インプレッション数」を推奨)

「エンゲージメント率」とは「親密度」のことで、そのツイートをみた人の中で「いいね」などのアクションを起こした人の割合を指している。

つまり、インプレッション数100でいいね4、リツイート1なら、エンゲージメント率は5%である。
Twitterが公式に発表している公式は以下。(ふ~んくらいで大丈夫)

エンゲージメントの平均値はプラットフォームごとに大きくことなり、Twitterでは1~2%くらい、3%あれば上出来だね、という感覚。
拡散機能を持たないインスタグラムはより「いいね」されやすい傾向がある。

ここまで書いたのは「投稿」のエンゲージメント率であって、投稿時間と投稿内容が主に影響するのだが、①できるだけ多くの人にツイートを露出させる。ためには、アカウント自体のエンゲージメントが重要になってくる。

"フォロワーを編集する"ことが「いいね」の近道

一般的に「フォロワーを増やす方法」には「まず自分がたくさんフォローする」という方法が定石とされているが、長期的な戦略としてはあまりイケていない。

この方法だと、エンゲージメント率の高いアカウント、つまり強いアカウントはつくりづらい。

フォロワーは誰でもいいわけではなく、自分のツイートに興味を持ってくれるような、親和性の高いアカウントになってもらう必要がある。

Twitterの公式発表ではないが、おおよそソーシャルにおけるエンゲージメントの高いアカウントの条件は以下の通り。

①自分のツイートに無反応なフォロワーが少ない
②投稿及びリツイートが毎日複数回ある
③リプライに返信かいいねをしている

例えばフォロワーが100人いるとして、毎回ツイートが100人全員に表示されるわけでない。
自分の過去の投稿に何らかのアクションをしてくれたユーザーに優先的にツイートは表示される。
なので、100人ともほぼ毎回スルーのフォロワーだというアカウントでは、せっかくツイートを行っても10人程度にしか表示されていない、ということはままある。

さらに自分のフォロワーのみへの影響ではなく、いいね・リツイートされたときに「フォロワーのフォロワー」に表示されやすいかどうかにも、おそらく関係しているし、Twitter内の検索で上位にくるアカウントは、フォロワー数とエンゲージメント両軸で判断されていると私は考えている。

一概には言いきれないが、1000人も2000人もフォロワーはいるのに、ほとんどのツイートが10いいね以下、というアカウントは、投稿内容の問題以上にアカウント自体のエンゲージメントが低くなってしまっているのだ。
これではバズが生みにくく、一定ラインでフォロワー数も頭打ちになってしまう。

目先のフォロワー増を急ぐべからず!

ではどうしてエンゲージメントの低いアカウントは生まれてしまうのだろうか。よくあるパターンは以下。

①相互フォロー目的のアカウントが多い。
②リアルな知り合いのアカウントが多い。
③非アクティブなアカウントが多い。

①は言わずもがな、相互フォロー自体が目的なので、特にツイートにリアクションをしてはくれない。

意外に落とし穴なのが②であり、友人や同級生、ビジネスパーソンは嬉々としてフォローしてくれるものの、趣味や職種が同一であるとか、ライフステージが近い場合にはいいのだが、そうでないときにはFacebookなどと同様に、「近況を知るための見る専アカウント」になってしまいがちだ。

特にフォロワー数を伸ばしたい、趣味専門などアカウントの特色にこだわって運用している人は、自分のタイムラインが汚れることを嫌がって、知り合いのツイートにいいねやリツイートをしない傾向がある。
それでいてなまじ知り合いなので、リムーブするのも気まずく、フォロワーとしては定着する。

知り合いのフォローが悪いわけではなく、フォロワー数が少ない時期に②の割合を多くしてしまうと、エンゲージメントが下がるので、ある程度アカウントが育ってからのほうが望ましい。

③は長年Twitterを利用している人に多く、すでに半年以上ログインのない、幽霊アカウントのフォローが多い場合。
当然ツイートに反応などしてくれないので、一旦フォロワーは減るが、ブロックなどで整理したほうが結果的に強いアカウントになっていく。

エンゲージメントの高いフォロワーはどうやってGETするの?

初回なので前提説明が長くなってしまったが、ではどのようにエンゲージメントの高いアカウントを作っていくのか、という本題にうつりたい。
重要な柱は以下。

①主に何について語るアカウントにするかを決める。
②①を反映したアカウント名、プロフィール文面を作成する。
③①が同じで、フォロワーが500人以上いる方を50人くらいフォローする。
④③の方のいいな、と思ったツイートを積極的に引用リツイートかリツイート+コメントツイートをする。
⑤④以外のオリジナルのツイートを1日3本程度はする。

私はフォロワーが100人を超えるまでに2週間程度かかったが、この運用をしたことで、エンゲージメントの高いフォロワーばかりが集まり、その後の3週間で5000いいね程度の小バズが4本、11万いいねの本バズが1本でた
その結果、300人以降は現在の900人まで一気にフォロワー数が増えた。
みなさま、いつもありがとうございます。

Twitterというプラットフォームの特性

国内の4大ソーシャルのユーザーはおおよそかぶっている部分も大きいが、その流儀や人々の使用動機は異なっている。

Facebookでは主に知り合いをフォローし、ブログの代用品として近況を確認する。
Instagramでは自分のセンスに合う画像を投稿しているユーザーをフォローし、芸能人の発信や多様なビジュアル投稿を楽しむ。

そしてTwitterは趣味や関心ごとが近い人々の「考え方、思想、解釈の豊かさ」を閲覧するために、頭と心をちょっと覗いてみたい人をフォローする

つまるところ、「自分の考えを言語化し、そこに個性が反映されている投稿」「常識を覆すような意見や、固定概念をほぐす視点」がバズる。

これがTwitterならではの特性であり、面白さでもある。
なのでバズるためにフォロワー数そこまで重要ではない。
一気に数が増えなくてもいいので、確実に「自分の発想や言葉に興味を持ってくれる人」を増やしていくと良い。
そのほうが楽しいですしね。

ここまで冒頭で上げた2つの「いいね」をもらう要素について、①の話をさせていただいた。

①できるだけ多くの人にツイートを露出させる。(マーケ要素)
②「いいね」を押す動機のあるツイート内容にする。(編集要素)

では、②のそもそも「いいね」を押したくなる投稿はどのように編集したらいいのだろうか。
それはまた、次回の記事に書かせていただきたい。
(次回、需要があれば…!笑)

記:瀧波和賀

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