スシロー事件に続いて、愛する「資すけさんうどん」にも迷惑テロ行為の魔の手が。テーブルに置いてある無料サービスの天かすを共有スプーンで頬張る男の動画が拡散しています。
 
行為の愚劣さは言うまでもありませんが、コロナ禍のもとで我慢を重ね知恵を絞り営業を続けている飲食店への冒涜でもあり、到底許されません。
 
オレの大事な「資さんうどん」に何してくれやがる、この天かすムシャ野郎（とそのツレ）！
 
ただ、資さん側の対処は迅速でした。希望する客には天かす・とろろ昆布を個別包装で提供することを発表。こうしたスピードある対応には拍手を贈りたいと思います。
 
オイラと同じ気持ちの人はたくさんいるようで、資さんうどんファン、いわゆる「資すけラー」がSNS上で「 #負けるな資さんうどん 」と銘打って応援コメントを送ってくれています。ありがとう同志よ。
 
これに対して、運営会社の株式会社資さん・佐藤崇史社長は、
「ハッシュタグとか拝見させていただいて、目がうるうるするくらい本当に感動して。そういったことがあって、どういう風にお客様に説明したほうがいいのか、社内で色々話していて、色々心配していた。そういった中で励ましのメッセージを頂けるというのは驚きだったというか、私たちも想定してなかったので。皆さんにあたたかい声を掛けていただいているのは本当に感謝しかありません」とコメント。うっかりもらい泣きしそうになりました。
 
この佐藤さんという方は、北九州で深く愛されてきた「資さんうどん」ブランドを九州内に広くビジネス展開してくれた、福岡県外の資ラーにとっての恩人です。また個人的には、小倉魚町店で初めて食べた肉ゴボ天うどんが美味しかったことをツイートした際に、速攻でイイネをくれた人でもあります。エゴサのスピード感も半端ねえ。
 
お店を運営する企業としては、このムシャ男（とツレ）の行為は半端ない営業妨害であり、刑事・民事ともにケジメを求めていくことは当然のこと。きっちり詰めるべきは詰めていってもらいたい。
 
ただ、涙もろく人情に篤いであろう佐藤社長に一つだけお願いがあります。
 
もし、連中が猛省したうえで心からの謝罪をし、実被害分をきちんと弁済した折には、その気持ちだけでも受け入れてやってはもらえないでしょうか。
 
ムシャ男たちは救いようのない馬鹿者で憎いけど、元々はオイラと同じ資ラーだったかもしれない。罪を憎んで人を憎まず。株価暴落のスシローは当人と保護者の謝罪を冷然と拒否し今後断固たる対応を取ると言ってるようですが、せめて資さんうどんは温かくて優しい出汁のごとく、馬鹿者にも温情をかける器の大きさを示してほしい、そう願っています。
 
あー、資さんうどん食べたかー。
寒い日の「カレーぶっかけうどん」、美味かよ～。