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シクロぺベルリン2023の審査員を終えて

今まで国内はともかく国際的なフィルムアワードで対面で審査はしたことがなかったので大変勉強になりました。私はスペシャルのカテゴリーで
Fashion, Branded Comedy, Short Film, Low budget, Studentの5部門。
サウンドや編集ではなく、それぞれのカテゴリーのフィルムクラフトそのものについてジャッジできたのは良かった。
それでも難しかったのはstudent,今年からできたということで7本中6本が同じ大学だったのですが、とにかくレベルが半端なく高い。予算的にプロでもなかなかこんなの撮れねーよというものもあり、かなり深い議論になりました。
シクロぺに限らず審査員をやる時に、賞をあげる意義はあるのか?主催者側が求めているのに趣旨に合っているのか?それらを乗り越えて圧倒的に出来がいいのか?といったことを作り手がわが想像する以上に真摯に熱く議論します。
今回八人の審査員は女4名男4名/監督4制作プロデューサー2代理店クリエティブ2/出身国はサウスアフリカ(議長)アメリカ、イギリス、ドイツ、アルゼンチン、日本と非常に素晴らしい多様性。

同じ作り手側にいる人間が冷静にジャッジできるのか?という疑問を以前は抱いていたんですが、同じ側にいるからこそできるジャッジというのは明らかにあるしそこには意義があることを改めて感じました。

何はともあれ楽しい体験でした。


#自撮りじゃない
#notselfie
Ciclopeとはアルゼンチン人のフランチェスコが始めた、広告とミュージックビデオの映像祭です。広告業界のフェスがキャンペーン、そのものやマーケティングが中心になっていく中で、あくまでも映像の出来そのものにFILM  CRAFTそのものにこだわっている賞です。9月にはアジアでも行われました


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CiclopeAsiaのスポンサーを終えて。

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