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20代前半の地域おこし協力隊が3年で飯を食ってくためには。現状把握と半年後。メモ


まえがき

この記事読んでる方どんな属性なんだろう。
ぼくの知り合いか協力隊関係者だ、きっと。

協力隊系のブログって死ぬほど需要ないと思ってて、協力隊のぼくでも協力隊のブログなんて見たことない。しかも任期期限あるので個人資産としても費用対効果微妙な気がしてならない。結婚してないのに彼女と同棲するためにマイホーム買っちゃうやつくらいの費用対効果。

なのでこの記事は、ぼくの一筆書きの現状把握とメモです。再現性があるknow-howはないっす。
興味ある人は覗いていってくださいな。


任期半年がたった現状と今月の収入


前提として協力隊のミッションは、3年間総務省から支援を受けてその間に生業を作ってその地域に定住すること。
ポイントは日本円でいくらあれば、おまえはその地域に定住できるのかって話。
ぼくは1997年生まれの23歳なので、30歳の妻子持ちの協力隊とルールは同じなんだけど違うゲームをしている。
3年後に獲得すべき日本円の額が違う。
ぼくは自然ガイド枠なので、自然ガイドを中心に生計を立てる必要がある。

今月は2年半後をイメージするために、今月は協力隊の報酬無しで生活してみた。

2020/10/20〜11/20
自然ガイド 28500円
観光ガイド 63000円

計 9万1500円
結論からいうと、生活は余裕だった。ぼくの快楽は金銭をあまり必要としないらしい。12000円お釣りがでた。けれどもよくよく考えると甘かった。社会保険料と車のランニングコストを考えるとあと5万円は必要ぽい。

14万1500円が今月の実験でぼくが2年半後にコンスタントに稼ぐ必要がある額。
14万1500円×12ヶ月=174万円
26歳で年収174万円は渋そうだな。その時にならないとメンタル含めわからないけど。現時点では174万でこと足りる。あくまでも暫定の数字。

んまぁ、車手放して友達の家で毎日パスタ食ってれば9万1500円でも全然いけるんだけどね。もしかすると、人間性を捨てることと図々しさの獲得が協力隊のミッション完遂に近づく必要な要素なのかもしれない。説

また単身者の生活保護って13万円で車の保持ができないらしいので、わりと豊かな生活できるなどと思った。


自然ガイドで生計を立ててる人たちと今後の自分の決めるべきこと。


この半年で自然ガイドを生業としている方たちと接点を持つことができた。ロールモデル大事。自分の理想像。

業界構造的に自然ガイドのみで稼ぐのは難しい。今月のぼくの体感値でもそう思う。20代のガイド志望の若者の多くは去っていく。そら26歳で年収174万って貧困層の分類だから。都内のフリーターの方が稼げる。間違いなく。

自然ガイドって1日10000円で300日ガイドしても300万。そう考えるとぼくの友人の大企業に行った子たちすげーな。初任給500万超えるらしい。大企業のシステムってすごい。

20年も30年もガイドやってる人たちと競うのは諦めた。知識量でも経験でも勝負できない。東大生と合理性で戦っちゃいけない。ガイドの先輩たちに知識と経験で戦っちゃいけない。諦めるということは何かを諦めないこと。手放したぶん、強く握れる。
自然ガイドのみで145000円×12ヶ月=174万円を稼ぐことは一旦やめだ。コロナもあるし。天気でキャンセルの日もでる。てか冬は自然ガイドできない。寒いよ。北海道。


自然ガイド以外の他の収入源

現在野草入浴剤の商品開発と野草民泊の準備と次の6月までにはどちらもリリースできる予定。野草入浴剤はもうちょい早くいけそう。今年度内。ブランド名も決まった。コンセプトも。
人間のスケジュールではなく、自然のスケジュールに合わせる必要がある。自分だけの暦。

入浴剤と民泊でいくら稼ぐとかこの辺は曖昧だ。曖昧なやつって大抵うまくいかないから、具体化必要。季節ごとに把握するべきことを決めないと。走りながら、決めることと決めないこと。目標に縛られないように、可能性を無くさないように。曖昧と具体のバランス。

明日は何月にどの野草をどのくらいとる必要があるかをまとめる。

おしまい。

スキを押すとぼくのオススメの書籍が出ます。サポートしてもらうと新しい本が買えてもっとおもしろい記事が書けます。