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コミニティーを1つの生命体として捉え直し科学する。vol3〜運動神経が優れている組織とは〜

海士町訪問で、僕が驚いたことがあります。
それは、元町長・現副町長と町民とのコミニケーション機会の多さと情報伝達スピードです。(現町長さんはお話ししてないのでわかりません。)

島のお会いしたほとんどの方が(島外から来たインターンの子も)副町長と少人数の飲み会に同席経験や、直接話したことがあると言っていました。

また僕が訪問した日は、元町長さんが東京出張から帰って来た日だったのですが
商店で出会ったおばあちゃんは、元町長さんが帰ってきたことやどこで予定があったかを把握していました。

また町民同士でも町内で起きたことの良い悪い話問わずすぐ広まるようです。

もちろん海士町が約2400人の小規模コミニティーだからという理由が大きいですが

トップとのコミニケーション機会の多さと情報伝達スピードはそれでも異常だと思います。

トップの自分たちのコミニティーがどのような想いで、どのような方向に進みたいかなどを高い密度で町民に共有できるってすごく大事なことですよね。

こんな風なことを感じて、僕はある漫画のキャラが浮かびました。

それはアイシールド21(アメフト漫画)の阿含というキャラクター。

このめっちゃ悪そうな奴が阿含です。

ドレッドヘアーの彼は、めちゃめちゃ強いのですが、彼が強い理由は人より反応速度がめちゃめちゃ早いことです。


阿含は人間の神経伝達速度の物理的上限である0.1秒と同じ0.1秒を誇っています。
つまり見てからの動き出しが人類最速ってことです。
簡単にいうと人より動きが早いってことですね。

小柄な人が、動きが早く見えるのは脳から手足などの末端部分までの神経伝達回路が長身の人に比べて短いので実際に早く反応できるからです。

これは、ベンチャーと大企業の比較した際にも同じことが言えますよね。

つまり組織を生命体として見たときに、運動神経が優れている組織とはトップからボトムスまでの情報伝達スピードが早い個体と言うことができます。

ここでのポイントは、リアル人体の細胞は神経伝達スピードをあげるのは難しいけれどもコミニティーや組織の人間は意識やテクノロジーで、情報伝達スピードをあげることができるということですね。

まとめ
・運動神経が優れた組織とは、トップからのボトムスまでの情報伝達スピードが早い組織である。
・生物は神経伝達スピードをあげるのは難しいが、組織はSNSや意識の活用次第で情報伝達速度をあげることができる。
・つまり努力次第で運動神経が優れている組織になることができる。

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