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Day271 続:サイエンス・ヒロ

2024/4/17 Wed
今日は“一年生を迎える会“です。楽しみ。

さぁー
形は整いました。
白衣に老眼鏡。

普段のボクスタイルではない
“サイエンス・ヒロ“の誕生です。

理科の学習に大切なことは何か?

そう問われたら
“生活“から考えるということだと知った。

普段の生活の中にある“不思議“を考えて学んでいく。
新しい発見を楽しむ学習が“理科“の醍醐味である。

【問題】について
【予想】し
【計画】を立てて
【実験】【観察】する
【結果】から
【考察】して
【まとめ】るそして
【生活】にかえしていく

ボクが理科を通して子どもたちに伝えたいことは
1、失敗はない
2、新しい気づきを楽しむ ってことです。

問題から予想するとき、
子どもたちに伝えました。

「いいかい!これから一緒に考えていく問題について
 どんどん予想していこう。予想は違ってもいいんだよ」

そう言って、ボクは黒板に “予想はウソよ“ と書いた。
「予想はウソなんだ 逆から読んでも 予想はウソよ ってなる」

そう。予想はウソなんだから
どんどん思ったことを考えて、書いて発表してほしい。
違ったってそれがまた新しい気づきになって
そこから学びになるんだからね。

そんな想いを伝えた。

今日、面白い実験をするよ。
って準備したのは

水と油と氷

「水に油を入れるとどうなる?」

子どもたちは口々に発表してくれる。
いい反応だ。

「そしたら、油に氷を入れたらどうなる?」

「えっ。そんなのしたことない」

「そうやねん。こうやってどうなるんやろ?
 って思うやろ?これが面白いねん。
 さぁ〜予想してみて?」

「浮くんじゃない?」

「真ん中で浮くんかなぁ〜」

「いや、そこに沈むと重うよ」

いろんな意見が出てきました。

「うん。うん。いい感じ。じゃぁ〜やってみるよ」

すると
氷は油の下に沈みました。

おぉ〜〜〜〜〜〜〜〜

「ヤッタァ〜予想通り」

「違ったわぁ〜」

そんな声が聞こえてきたところで
はい!ここが抑えどろこです。

「予想通りだった人!」
はーい と手を挙げる
「ナイスです」

「予想が違った人!」
はーい と手を挙げる
「もっとナイスです。どうしてかというと
 そこに気づきがあったからです。
 一番残念なのは、予想しなかった人です
 そんな人はここにいなかったので・・・

みんなナイスです!

じゃぁさぁ〜
ここで問題です。

「水と、油と、氷を入れるとどうなるだろう」

はい。
ここでノートを書くよ。
(とノート指導を入れていきます)

授業開きの中でノート指導も始めにおさえます。
□タイトル
□日付
□問題
□予想

「言葉が難しい人はイラストでもいいよ」
と支援を入れますが大切なことは
「丁寧に書こうね」ってことです。

後からノートを見返して
学びを残してもらいたいからです。

「じゃ〜予想したことを教えて?」

どんどんと手が上がりました。

「水と油じゃ〜油が上に行くし、
 油と氷じゃ氷が下だから、
 下から水、氷、油って感じ」

「同じです」

「違う!意外と油の上に氷が来るのかも」

思い思いに話し合って
「さぁ!やってみよぉ〜」

結果を見て

「おぉ〜〜〜〜」
「えぇ〜〜〜〜」
「やっぱりぃ〜」

いろんな反応が出て楽しかったです。

「じゃぁ〜結果を記録するよ」
とノートにまとめその後、感想を書かせました。

これからもサイエンスな世界を楽しみたいと思うヒロでした。

えっ?
結果はどうなったかって?

それは、実際やってのお楽しみ。
(って冗談です)
↓こちらのサイトから学ばせてもらいました。

【教訓】
教師が学ぶ

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