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パン屋さん巡り2「モンパルナス」

 久しぶりのパン屋さん巡りです。

 今回うかがったのは、「モンパルナス」さんです。

 50代以上を関西圏でお住まいだった方は、店名をみてお気づきでしょうか?

 懐かしい文字が見えてきませんか?

 モスクワの味の!

 そうです!店名の中に懐かしの「パルナス」の文字が入っているんですよ!

 それもそのはずで、こちらの「モンパルナス」さんは、ケーキ屋さんの「パルナス」さんと関係のあるお店なんです。

 パルナス製菓は、1947年神戸で創業し後に大阪に移転しています。

 ロシア風ケーキやシュークリームなどの製菓やパルピロというピロシキを製造販売指定ました。

 洋菓子需要の落ち込みや、同業者との販売競争激化により、1990年代から事業の縮小を始めて2002年に解散してしまいました。

 一方モンパルナスは、パルナスの社長の実弟が1974年にパルナス製菓から独立する形で兵庫県尼崎市に、喫茶店と製パン店として開業しました。

 店舗は2021年に、尼崎から現在の豊中市の現在の場所に移転しました。

 ちなみに、パルナス製菓の創業は母の生まれた年に開業し、モンパルナスの開業は私の生まれた年という、嬉しい繋がりを勝手に感じていたりします。

 「パルナス」はもうありませんが、「モンパルナス」さんでは、今もパルピロを製造しているとの情報を、今更ながら入手しましたので、今回は母も連れて大阪府の豊中市まで行って参りました。

 外観はおしゃれなパン屋さんですが、扉を開けるとパルナス坊やが、いたるところにいらっしゃいます。

おしゃれな外観です

 そして、パルナスのミニチュア店舗やグッズも飾ってありました。

こんな外観でした!
パルナスコーナー

 本当にテンションが上がってしまいます。

 個人的には、大人サイズがあるのならば、パルナスのTシャツが欲しくて、なくても飾りとして、子供用を購入していたかもしれません(笑)。

 さて、ここはパン屋さんです。

 お店の中央にパンが並んでいました。
 

数は少ないのですが、
甘いパンから惣菜パンまで揃っていました


 種類は少ないのですが、高菜パンが数種類、あとはフライやたまごを挟んだパン立ちが並んでいました。

 高菜パンと明太子フランスを購入し、パルピロは並んでいませんでした。

 探していると、レジの所にて発見しました!

 保温器の様なところに、カレー味とプレーン味が並んでいました。

 各味を2つずつと、冷凍のパルピロ6個入りを各味1パックずつを購入できました。

 どうやら、パルピロは出来上がっているものも、冷凍も売りきれていることもある様子でしたので、お気をつけ下さい。

 冷凍はパルナスの話をしていた同僚へのお土産です。

 ちなみに、冷凍パルピロは通販もあります。

 お味は、町のパン屋さんのように、懐かしいお味でした。

 もしかしたら、物足りないと思う方もいらっしゃるかもしれませんし、今のおしゃれなパン屋さんのように、派手ささはありません。

 それでもやっぱり、近所にあった子供の頃にあった、焼き立てパンのお店のお味を思い出して、また食べたいと思ってしまいます。

 お値段もお手頃でした。

 パルナスが懐かしい50代以降の方々、パルナス坊やが、迎えてくれる「モンパルナス」さんに、よかったら行ってみてはいかがでしょうか。

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