見出し画像

週刊金融日記 第249号 圧倒的な情報強者になるためのデジタルガジェットとウェブサービス全部教えます 前編、第45代アメリカ合衆国大統領ドナルド・トランプ、西麻布の旨いものがなんでもある高級居酒屋、恋愛工学を知り毎日嘘をつく日々です、他

// 週刊金融日記
// 2017年1月18日 第249号
// 圧倒的な情報強者になるためのデジタルガジェットとウェブサービス全部教えます 前編
// 第45代アメリカ合衆国大統領ドナルド・トランプ
// 西麻布の旨いものがなんでもある高級居酒屋
// 恋愛工学を知り毎日嘘をつく日々です
// 他

 こんにちは。藤沢数希です。
 週末は大寒波でしたね。そして、センター試験でした。日本では、受験とか学歴に関しては、多くの国民がさまざまな感情を持っていますので、社会に出たあとにセンター試験の話などをすると白い目で見られてしまいます。昔、サッカー部で全国大会に出場した思い出話をするのはいいのですが、偏差値が高かった人が社会人になったあとにセンター試験の思い出話をすると馬鹿にされる現象は、なかなか興味深いです。

★大人がセンター試験の話をしてはいけない理由。

★こんな雪の日に、センター試験が一発勝負で、全国50万人以上に同時受験を強いるのは無理がありますね。大学入試改革では、TOEICみたいに複数回受験可能なシステムにするのがいいかと思います。

 来月、とうとう結婚と離婚に関する本が出版されます。日本人は本当に結婚にこだわっており、合理性を越えたある種の宗教のようです。そこのところを変えたい、という思いで本を書きました。もちろん、結婚と離婚で金がどのように動くのか、というテクニカルな問題についても非常に詳細に論じています。楽しみにしていてください。

『損する結婚 儲かる離婚』藤沢数希 http://amzn.to/2j5BcoR

 さて、ピーター・ティールが言うように、スマホの進化はもうだいたい終わった、というのは今後のハイテク産業を考えるとき重要な指摘でしょうね。次は、何が来るんでしょうかね。

●「アップルの時代は終わった」ピーター・ティール氏
https://www.businessinsider.jp/post-264

 もうひとつ僕が重要だと思うのは、CPUの速度やメモリの容量がムーアの法則で倍々ゲームで増えていたのですが、こちらもそろそろ頭打ちで、物理的限界に近づきつつあるということですね。こちらも産業にどのような影響を与えるのでしょうかね。

●ムーアの法則、インテル自らが成り立たなくなったと静かに宣言
http://www.gizmodo.jp/2016/03/MooreEnd.html

 今週も大変面白い投稿がいくつもありました。見どころは以下のとおりです。

―今年はメディアに出演し一流芸能人と複数つきあうことを考えています
―恋愛工学を知り毎日嘘をつく日々です
―金融・証券を深く学べる本を教えてください
―素人にお勧めする資産運用
―就活中の女子大生からSPI対策をして欲しいと連絡が来ました
―プログラミングを未就学児に習わせるメリット
―「筋肉を落とさず体脂肪を落としたい」についてアドバイス
―地方ナンパは繁忙期のリゾートホテルを狙え

 それでは今週もよろしくお願いします。

1.圧倒的な情報強者になるためのデジタルガジェットとウェブサービス全部教えます 前編

 冒頭で紹介したように、来月、結婚と離婚でどのように金が動くのかを詳細に解説する本が出る(もちろんテーマはそればかりではなくもっと壮大だ)。関連して、書籍で紹介されるさまざまなケースのシミュレーションをするため、婚姻費用などを即座に計算したり、もっと踏み込んだ結婚や離婚に関するリスク分析ができるウェブ上で動くプログラムを作っている。そこでいろいろと最近のプログラミング言語などの動向をアップデートできたので、今週号では、より一般的に、ビジネスマンが使うべき、そして、学生が勉強すべきツールを紹介したいと思う。それで最後にシステム開発について、僕が思っていることを書こうと思う。
 そんなの好きなツールを適当に使えばいいじゃないか、と思うかもしれないがここでベストのものを選ぶことは極めて重要だ。なぜならば、ツールの使い方を覚えるのはかなり大変で、さらに使い始めるとデータが蓄積されていき乗り換えることが著しく困難になるからだ。不味いレストランに入ることは一回限りの問題だが、不適切なツールを導入してしまうコストは甚大なのである。
 さて、今回はずいぶん昔に書いた、以下のふたつのバックナンバーの続編ということになる。

週刊金融日記 第19号 プロの情報収集術教えます(情報ソース編)
週刊金融日記 第20号 プロの情報収集術教えます(ツール編)

 2012年に書かれたこのふたつの記事を読むと、いかにスマホを使いこなすか、ということが解説されている。そして、いまやスマホを使っていないのは、もはや情弱どころの騒ぎではなくなった。人々はLINEで連絡を取り合い、ポケモンGOなどの世界的なメガヒットとなるゲームもスマホから出るようになり、もはやスマホなしでは生活できなくなった。僕は仕事柄かiPhoneとAndroidの二台持ちなので、いくつかコメントをしておこう。

【スマホ選びについて】

 まず、大きく変わったのが、MVNO(仮想移動体通信事業者、Mobile Virtual Network Operator)が普及して、DoCoMoやSoftbank、auに正規料金を払っている人は、情弱だとバカにされるようになったことだ。SIMフリー端末で、これらの格安スマホ業者と契約することになる。どの格安スマホ業者がいいのかについては、また別の機会に書くことにしよう。
 さて、iPhone vs Androidであるが、もはや昔のようにiPhoneが優れているというわけではなくなった。どっちを選んでもいいと思う。iPhoneのひとつの欠点は、Googleの日本語入力が使えないことだ。Appleの日本語入力は相変わらずバカで、イライラする。インターフェイスの動きは、まだ、iPhoneのほうが幾分なめらかだ。

●なぜAppleの製品は一歩先を行っているのか? 2012年11月1日
http://agora-web.jp/archives/1497873.html

 よく知られているように、日本では盗撮防止のためカメラはシャッター音を出さないといけないように規制されている。それで、聞くところによると、香港でSIMフリーのiPhone7を買ってきて、それを日本で使えば、シャッター音の出ない快適なiPhoneになるそうだ。逆に、Androidだと、日本で使えば、OSレベルで自動的にシャッター音が入ってしまい、外国で買ったスマホでもシャッター音が出るそうである。これらは未確認情報なので、金融日記情報技術研究所のほうで独自調査をして、近々発表する予定だ。

【PC選びについて】

ここから先は

22,597字

¥ 220

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?