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週刊金融日記 第54号 結婚と離婚のお金の計算ドリルその1、G20通過で1ドル100円間近、渋谷の美味しいシチリア料理、探偵を雇って妻の浮気発見、他

// 週刊金融日記
// 2013年4月22日 第54号
// 結婚と離婚のお金の計算ドリル その1
// G20通過で1ドル100円間近
// 渋谷の美味しいシチリア料理
// 探偵を雇って妻の浮気発見
// 他

 こんにちは。藤沢数希です。
 4月第3週は米国ボストンで爆破テロがあり、多くの死傷者が出るという痛ましい事件がありました。また、週後半は、東京はなんか異常に寒くて、気候も気が滅入る感じでした。このメルマガに寄せられる相談も、心なしか深刻なものが多かったようです。特に離婚に関する相談が多かったので、離婚と金の問題をちょっと復習しながら、第54号をはじめたいと思います。

1.結婚と離婚のお金の計算ドリル その1

 僕は週刊金融日記で、結婚と離婚でどうやって金が動くのか、結婚という契約がどういうものなのか、というのを最初のほうで詳しく説明したのですが、意外と多くの方が未だに理解していないようです。実際に、僕のメルマガを読んでくれているという人と話す機会があったりして、こういう話をすると、やっぱり理解できてなかったりします。大学で学部生に一生懸命に授業をして、みんな「わかった」と頷いているのに、実際に話してみるとぜんぜん学生が理解していないことに気がついたときの教授の気分です。この辺は、過去にかなり力を入れて書いているので、ぜひバックナンバーを読んで下さい。人生の中で、ものすごく重要な問題だと思うので。

『週刊金融日記 創刊号 ダルビッシュが経験した婚姻費用(コンピ)の恐怖』 
『週刊金融日記 第2号 大企業のサラリーマンは全財産払っても離婚できないワケ』 
『週刊金融日記 第3号 引退間近のスポーツ選手と結婚してもセックスフレンド以下』
『週刊金融日記 第6号 マーク・ザッカーバーグの計算され尽くした結婚』
『週刊金融日記 第29号 本当に怖い高給サラリーマンと専業主婦の離婚』 
『週刊金融日記 第31号 高嶋政伸vs美元の離婚裁判の定量分析』 

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