// 週刊金融日記
// 2024年2月29日 第615号
// 株の個人投資家から見た東京の不動産市場入門
// TSMC熊本工場開所
// 北品川の安くて美味しい和牛焼肉
// NVIDIAとARMについて解説
// 他

　こんにちは。藤沢数希です。
　今週はいろいろバタバタしていて、メルマガの配信が遅れてしまいました。あと、遅れてしまった原因のひとつが、そうです。花粉です。いま東京にいるのですが、大量のスギ花粉がやってきました！

●強風で花粉大量飛散か　都内でスギの飛散量急増　明日29日も雨が降る前は要注意
https://tenki.jp/forecaster/gureweather/2024/02/28/27681.html

　日本だけでなく、世界的にもかなり売れた『君の名は。』のプロデューサーが未成年の女子に裸の写真などを送らせた罪で、逮捕されてしまいました。

●新海誠監督　「君の名は。」プロデューサーの逮捕に「とても大きなショック」「悔しく、悲しい」
https://www.tokyo-sports.co.jp/articles/-/293294

★いい作品を作るには、やはり……、と思った次第です。

　僕も『君の名は。』は好きな映画で、当時は影響されてちゃんとメルマガ記事を書いていますね。

『週刊金融日記 第230号 今年の秋は"君の名は。"オープナーでキマり』

　この作品は、瑞々しい女子高生の描き込みが秀逸なのですが、やはりプロデューサーがこれだけ女子高生に執着していたからなんだな、と納得しました。ジャニーズがあれほど成功したのも、やはりジャニーさんの特殊かつ強烈な性欲があったからだと思うんですよね。素晴らしい芸術を生み出すエネルギー源は、やはり性欲なんですよね。

『週刊金融日記 第591号 ジャニーズ事務所の終焉は日本の開国派にとっては福音である』

　このメルマガ原稿の執筆中に、ビットコインはすごいことになっていますね。円建てだと900万円超えてきました。

『週刊金融日記 第613号 ビットコインは2024年末までに1000万円超えます』

　今週も読者から興味深い投稿がいくつもあります。見どころは以下のとおりです。

-ズバリNVIDIAは買いですか
-ARMの時価総額は１兆ドルを超えますか
-プレート境界上の東京の地震のリスクについて
-新中３の息子が教育工学のおかげで高偏差値ですが早慶附属か開成目指すか

　それでは今週もよろしくお願いします。

１．株の個人投資家から見た東京の不動産市場入門

　先週に引き続き、個人的にいろいろ不動産について学びがあったので、今週号では、東京の不動産市場についていろいろわかったことをまとめておこうと思います。不動産購入を考えている読者の方には、役に立つ内容かと思います。

『週刊金融日記 第614号 なぜ中国人富裕層は東京のタワマンを現金一括で買うのか』

　僕たち株や為替やビットコインなどをトレードしている個人投資家にとって、不動産市場が実際どうなっているのかはいまいちよくわからないと思います。株なんかスマホでボタンひとつで売買できるのですが、一部の不動産投資家以外、不動産なんか一生に一度や二度ぐらいしか買わないわけです。
　僕もそうだったんですが、実際にいろいろ不動産屋を訪ねて、物件を見たりしていたら、一気に理解が深まりました。そこで、株や為替の取引ならわかる人が、不動産市場を理解するための差分的な情報を書きたいと思います。