週刊金融日記 第252号 地方ナンパと恋愛市場の地理的効率性について、ゴルフで安倍首相はトランプ大統領のマブダチに、白金高輪の大人なフレンチ、トヨタ生産方式と恋愛工学は同じものだった、他

// 週刊金融日記
// 2017年2月6日 第252号
// 地方ナンパと恋愛市場の地理的効率性について
// ゴルフで安倍首相はトランプ大統領のマブダチに
// 白金高輪の大人なフレンチ
// トヨタ生産方式と恋愛工学は同じものだった
// 他

 こんにちは。藤沢数希です。
 最近、風邪が流行っていますね。みなさんも気をつけてください。日本って一番風邪が流行る時期に中学、高校、大学と、一発勝負の大切な入学試験があるんですよね。まったく、大変なことです。
 もうすぐ、新潮社から結婚に関する新書が発売されます。Kindle版もすでに予約受付になっていますが、こちらは紙の方より一週間ほど遅れての配信になります。

『損する結婚 儲かる離婚』 http://amzn.to/2kH53rh

 ところで、週末に人文学の大学教授の方が恋愛工学を批判する論文を発表して、またもや我々は謂れのない非難を受けることとなりました。まあ、相手への尊重が足りないだとか、愛とは相手の幸せを願う行為であるとか、そんなことが書いてあったと思います。論点自体は、特に目新しいものではなく、もはや定期イベントの感があり、我々のコミュニティはほとんど何の影響も受けなかったわけですが。
 思ったのですが、僕のような科学の分野で学位を取り、そのあとは、数字で結果が出てくる金融の仕事をしてきたようなバックグラウンドだと、人文学の多くの研究が笑ってしまうようなおかしなものに見えてしまいます。何か根本的に間違っていることに対して、延々と言葉遊びをしている、というか……。
 それで、ふと気がついたのですが、こうした人文系の学問は、ある意味で、根本的に間違っていることにこそ意味があるのかな、と。というのも、エンジニアリングとか金融の分野だと、モノができてなんぼ、儲かってなんぼであって、何か主観に基づく机上の理屈などゴミのようなものなのですが、哲学だとか文学だとかは、そうではないのではないか、と。だって、人間はサルから進化した動物で、恋愛なんてヒトという大型哺乳類の繁殖活動である、なんて思いたくないじゃないですか。そもそも、進化論を全力で否定するために、キリスト教の荘厳なストーリーがあったりしますよね。また、歴史を見たって、戦争なんて、我々の祖先が相手の集団を襲って男を皆殺しにして、若い女を集団レイプしていて、それが楽しくてしょうがなかったから、命をリスクに晒してまでやっていた、みたいなことは聞きたくないですよね。やっぱり、我々の祖先は、もっと高潔な大義のために戦っていた、と思いたい。
 こうした人間のある種の本性を徹底的に否定し、何か美しい人間性の存在を、悪くいえば屁理屈で証明していく、あるいは出来のいい虚構を作る、というのが人文学というもののレゾンデートル(=存在価値)であって、だからこそ、事実や有用性にしか興味がない工学的アプローチや、人間同士の利害関係をそのまま身もフタもなく数式に落としちゃう経済学的アプローチに対して、あっちの人文系の人たちは強烈な拒絶反応を示すんじゃないかな、と。人文系の極みに、「神学」なんてものがあって、ヨーロッパの大学にはそれを勉強する学部まであったりするのですが、まあ、多かれ少なかれ、他の人文系の学問も、神を証明する、みたいな話なんでしょうね。人間社会のための良い虚構を作っているのです。
 そんなことを、また、サピエンス全史を読みながら、考えておりました。

『サピエンス全史』ユヴァル・ノア・ハラリ http://amzn.to/2l7LYiJ

 まあ、どちらにしても、我々としては周りの雑音に惑わされず、粛々と自分たちの恋愛工学をやっていくだけです。

"The dogs bark, but the caravan goes on."
(犬が吠えても、キャラバンは進む)

 これは、僕が好きなアラブのことわざです。さまざまな批判があっても、世の中の大きな流れは変わらない。周りの雑音には惑わされず、自分が人生でやるべきことをやらなければいけない、という意味です。これからもさまざまな軋轢があっても、恋愛工学は発展し続けていくでしょう。

 さて、今週も面白い投稿がいくつもありました。主なトピックは以下の通りです。

―トヨタ生産方式と恋愛工学は同じものだった
―SEOで上位表示するための方法
―卒業制度キャバクラで恋愛工学を試し2ゴールしました
―10年つきあってる彼女と結婚すべきか
―公務員の女性などを結婚を前提にナンパしたい
―第250号のハゲの相談にハゲ仲間としてアドバイス
―いまだに童貞ですが恋愛工学で再起動します

 それでは今週もよろしくお願いします!

1.地方ナンパのフィールドレポートと恋愛市場の地理的効率性について

 この業界では常識的な考えだが、男にとっては、一般に地方のほうが恋愛市場での競争力が増すと考えられている。東京には大企業の本社機能が集中しており、そうした職場で働くサラリーマンの8割以上は男性だ。大学でも、東京には有名大学が集まっているが、偏差値が高い大学は男子比率が圧倒的に高い。たとえば、東京大学の女子学生の比率は2割に満たず、さらに就職がいいと言われている(つまりハイスペ予備軍)の工学部、経済学部、法学部の女子学生の比率はさらに少なく、一桁台である。
 このように、地方の優秀な男が東京に集まってくる一方で、親元を離れたくないと考える地方の女は、地方に残ったままである。これは国単位でもそうで、たとえば、金融やITなどの企業が集積している香港の恋愛市場は、インドや中国から、ハイスペックな男性がなだれ込んでくる一方で、ゆるふわの若い女子がやってくる理由もないので、非常に厳しいものとなっている。逆に、女にとっては天国なのだが……。

『週刊金融日記 第32号 サラリーマンは地方に転勤するとモテる』

●香港の悲惨な恋愛市場
http://blog.livedoor.jp/kazu_fujisawa/archives/51940709.html

 今回は、まずはそうした常識的な見方を裏付ける、読者からの包括的な地方都市でのフィールドレポートを紹介する。そして、じつは、これまでの考え方が間違っているという新たなデータも出てきた。それは、我々の恋愛工学モデルの変更を必要とするもので、そちらについても考察する。
 まずは、読者からのフィールドレポートである。

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藤沢所長、

毎度お世話になっております、恋愛工学ニューヨーク支部・田螺(たにし)です。
ラブレター・ルーティーンの実証研究(第239号)以来の投稿となります。
ニューヨークでも当戦略の実証研究を続けていますが、まだ、満足の行く結果は出ておりません。
そもそもニューヨークは美人店員が少なく、ターゲットを探すのにも一苦労です。
また、結果がまとまりましたら、ニューヨークでの店員ナンパについても、ご報告させて頂きます。
さて、今回の論文のテーマは「地方でのストリートナンパ」です。
ここ最近、第230号のキャンピングカーを使ったナンパ、第248号の地方クラブでのナンパ、第249号のリゾートホテルの店員ナンパ、と地方ナンパについての成功事例が立て続けに投稿されておりました。

『週刊金融日記 第230号 キャンピングカーで福岡→東京のナンパ行脚をして10日間で12人とセックスしました』
『週刊金融日記 第248号 地方のクラブは素晴らしいです』

『週刊金融日記 第249号 地方ナンパは繁忙期のリゾートホテルを狙え』

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藤沢数希

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藤沢数希

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