見出し画像

週刊金融日記 第305号 外向型人間vs内向型人間、日本円が大躍進、新橋でモツ鍋と焼とん、ゴールまであと2歩ぐらいのところで草テスト落ちしました、他

// 週刊金融日記
// 2018年2月19日 第305号
// 外向型人間vs内向型人間
// 日本円が大躍進
// 新橋でモツ鍋と焼とん
// ゴールまであと2歩ぐらいのところで草テスト落ちしました
// 他

 こんにちは。藤沢数希です。
 東京ではとうとう花粉が飛びはじめましたね。2月、3月の東京はとても寒く、スギ花粉も飛んできて、僕にとっては一番厳しい季節のようです。来年からはこの季節は海外のどこかで過ごせるようにしたいと思っております。

●東京でも花粉飛散開始 花粉症の方は対策を万全に
https://weathernews.jp/s/topics/201802/160035/

 僕は昨年、花粉症の新薬のビラノアを試したのですが、眠気がぜんぜんなく、なかなかいい薬でした。昨年は新薬だったため、たしか2週間分しか処方してもらえなかったのですが、ことしは1か月分処方してもらえました。朝起きたときなど空腹時に1錠飲むだけです。花粉症の薬で眠気が出る人は試すといいかもしれません。

●花粉症の新薬「ビラノア」と「デザレックス」登場 その実力とは?
https://dot.asahi.com/wa/2017032200041.html

 ブロゴスの最終発行日がとうとう本日です。お手数ですが、別のプラットフォームにお乗り換えください。お乗り換えというか、ブロゴスのほうの課金は自動で止まりますから、新たに別のプラットフォームで購読していただければ幸いです。
 文字通りメルマガなので、受信ボックスにこれまでのバックナンバーが残っているかと思いますが、誤字脱字などは発行後も修正しているので、最新版が欲しい方はWeb版からコピーして保存しておくといいかもしれません。いろいろやり方がありますが、本メルマガはテキストデータなので、一つひとつ手でコピー&ペーストする原始的なやり方が簡単か、と。うまいやり方を探さなくても、小一時間で作業が終わってしまうはずです。まあ、誤字脱字がちょっと直っているぐらいなので、気にしない人はそのままでOKです。
 初月無料なので、別のプラットフォームに移っても損しません!

●noteはこちら
https://note.mu/kazu_fujisawa/m/md0c2f61f156d

●夜間飛行はこちら
http://yakan-hiko.com/fujisawa.html

●ブロマガはこちら
http://ch.nicovideo.jp/kinyuunikki

●まぐまぐはこちら
http://www.mag2.com/m/0001505790.html

 今週も面白い投稿がいくつもありました。見どころは以下のとおりです。

―S級女優やモデルをポストSP後につなぎとめられる年収は
―ゴールまであと2歩ぐらいのところで草テスト落ちしました
―年老いた母はモラハラのひどい無職の旦那と離婚すべきでしょうか
―便秘が治りすこぶる調子が良くなった勝間和代さんと対談していただけないでしょうか

 それでは今週もよろしくお願いします!

1.外向型人間vs内向型人間

 先週号(第304号)の話の続きを書こう。パーティー好きと読書好きではどちらが成功しやすいのか、ということだ。
 僕の本やメルマガの読者にはTwitter民が多く、恋愛なんていうものをとことん分析的に科学する恋愛工学なんてものが気に入っている人たちだから、自分のことを「読書好き」と評価する人が多かったのかもしれない。そして、自己啓発のセオリーを、徹底的に学術論文を調査してエビデンスを集めたエリック・バーカーのベストセラーを読むと、多くの調査で内向的な人より外向的な人のほうが、客観的な社会的成功や主観的な個人の幸福度という点でパフォーマンスがいいということが書いてあり、がっかりしたのではないか。
 地元の中高でスクールカースト上位だったり、そこそこいい大学に入りあとは勉強はそこそこでウェイな学生のほうが、根暗な勉強ばかりしている学生よりも、社会的地位が高く、それゆえに所得も高く、人生の幸福度も高いのであった。やはりオタクはダメだったのだ(涙)。

『残酷すぎる成功法則 9割まちがえる「その常識」を科学する』エリック・バーカー、橘玲 (翻訳)、竹中てる実 (翻訳)
http://amzn.to/2nWrvgB

"Barking Up the Wrong Tree: The Surprising Science Behind Why Everything You Know About Success Is (Mostly) Wrong" Eric Barker
http://amzn.to/2BYRz3t

 これは実際にそのとおりだと思う点も多い。僕自身が社交的なおかげで、物理の研究者をしていたときにものすごく得した、と思う。ひとりで机に向かって問題を解くより、その道の専門家と知り合って、いろいろ聞きながら解いたほうが圧倒的に効率的で質も高い。さらに、研究では、そもそもどの問題を解くかが重要であり、これは業界で注目されている研究グループと仲がいいかどうかが重要なのだ。自分で思いつく必要はないのだ。
 意外なことに、物理学の研究コミュニティで上のほうに浮き上がるために重要なスキルは対人能力だったのである。

★物理の研究者として重要だった3つのスキルはこれだった。

『週刊金融日記 第245号 アカデミックでもビジネスでも差ができるのはナンパスキル』

ここから先は

16,295字

¥ 220

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?