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週刊金融日記 第296号 魑魅魍魎たちが跋扈する暗号通貨市場を生き抜く、多数のイベントが待ち構える12月のビットコイン、品川駅港南口の美味しい焼肉、フォークコインのプライシング、他

// 週刊金融日記
// 2017年12月12日 第296号
// 魑魅魍魎たちが跋扈する暗号通貨市場を生き抜く
// 多数のイベントが待ち構える12月のビットコイン
// 品川駅港南口の美味しい焼肉
// フォークコインのプライシング
// 他

 こんにちは。藤沢数希です。
 なんと、『ぼくは愛を証明しようと思う。』がドラマ化します!

●ぼくは愛を証明しようと思う。(テレビ朝日)
http://www.tv-asahi.co.jp/bokuai/#/?category=drama

 しかも、永沢さん役が滝藤賢一さんで、いま日本を代表する実力派俳優やんか……。わたなべ君も堀井新太さんです。これで、誤解されている僕たちの恋愛工学のコミュニティが、もっと理解されて、いつかは僕たちが学校や職場で、恋愛工学を学んだ、ということを隠さなくてもいい日がくるかもしれません。まだまだ、我々は隠れて生きていかないといけない、グローバルに広がり続ける秘密の「組織なき組織」ですからね。

★もうそろそろ撮影は終わったのかな……。お疲れ様です!

 そして、暗号通貨トレーディングでリスクを取って、ヘロヘロになりながらも、ビジネス情報誌SPAで「クリスマス前に女を底値で買い叩く!」という、学術的にも極めて難しいテーマについて、恋愛工学や金融工学の視点から研究協力しました。

●週刊SPA! 2017年12/19号 クリスマス前に女を底値で買い叩く!
http://amzn.to/2AdCd6M

 今週も面白い投稿がいくつもありました。

―フォークコインはもらったらすぐに売ったほうがいいんでしょうか
(フォークコインのプライシング)
―フランスのオススメエリアをご教示ください
―アンコールワット&バンコク旅行について
―終電を意識する中でのホテルへの誘い方は
―『ぼく愛』に影響されて私も恋愛小説を書きました

 それでは今週もよろしくお願いします!

1.魑魅魍魎たちが跋扈する暗号通貨市場を生き抜く

 恋愛工学のフィールドワークの素晴らしいところは、まったくランダムな社会階層にアプローチできることだ。共通点は、若くて可愛い女性ということぐらいで、さまざまな職業、学歴、社会階層の人たちと接することになる。一方で、同性とのつきあいは、やはり同じ社会階層、そして、ビジネスをいっしょにしている人たちに限られがちだ。
 この9月~11月上旬の間に接した女性たちから、いま日本で何が起こっているのかを知るヒントを得られた。n=30程度のサンプルデータだが、その結果をここに書いておく。まず、積極的に、まともにビットコインに関わっていた人たちはいなかった。これはたまたまなのか、まだまだ、一般市民には浸透していないのかはよくわからない。なんとなくだが、一般市民に浸透し始めたのは11月下旬辺り、つまり、100万円→200万円に爆上げした時期と重なる。残念ながら、その期間は、筆者は多忙で、恋愛工学のフィールドワークを行っていなかった。その点で、本サンプルは若干古いことは留意する必要がある。
 さて、驚くべきことに、30人中4人がコイン詐欺の勧誘を受けており、その4人のうち1人がかなり踏み込んだ交渉まで進んでいた。そして、実際に1人が金を奪い取られていた。ちょっとした会話をして、僕が金融関係の仕事をしていると伝えると、彼女は"ICO"のことで相談したいと言いだしたのだ……。

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