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週刊金融日記 第341号 かつてないほど高まっている恋愛リーガルリスク、パーティーは終わったのか、神楽坂で貝ビストロ、人材難ですが子育中の女性をスカウトしました、他

// 週刊金融日記
// 2018年10月29日 第341号
// かつてないほど高まっている恋愛リーガルリスク
// パーティーは終わったのか
// 神楽坂で貝ビストロ
// 人材難ですが子育中の女性をスカウトしました
// 他

 こんにちは。藤沢数希です。
 今週も海外におり、いろいろと慌ただしい日々を送っております。さて、Twitterを見渡すと、シリアの武装勢力に人質として捕らえられていた日本人ジャーナリストの安田氏が無事に解放された事件があったのですが、いろいろな感情が入り乱れて喧々諤々の議論が交わされているようです。
 
●安田氏「解放」で、いったい誰が得をしたのか
https://toyokeizai.net/articles/-/245465

●シリアで拘束・解放の安田純平さん、喜びの帰国 ネットでは誹謗中傷も
http://www.afpbb.com/articles/-/3194983

★ミクロ経済学的にはテロリストに身代金を払ってはいけない、という結論で、実際に国連は禁止しており、アメリカなどは身代金を払った個人や企業は罰せられます。

●世界が悩む身代金の大ジレンマ
https://www.newsweekjapan.jp/stories/2015/02/post-3676.php

 渡航禁止国に自ら赴き捕まって、たんまりと身代金を払わされた(どこかの納税者が負担)、というので自己責任論が巻き起こっている一方で、欧米ではこうした危険地帯に赴くフリージャーリストは尊敬されているし、解放されたなら国民は当然喜び、たとえば、フランスなどは大統領が迎えにいく、などとも言われています。まあ、欧米のフリージャーナリストはレベルが高く尊敬されるのもわかるのですが、日本のフリージャーナリストはあまり尊敬されていないのかもしれません。よって、表面的な事象から一部のメディアでは英雄扱いをされている安田さんからにじみ出てくる、ある種の胡散臭さみたいなものをネット民が嗅ぎ取り、このように紛糾してしまっているのかもしれませんね。
 まあ、僕の仕事はフリージャーナリスト的なことも多分にあり、ジャンルが違うので世界の紛争地帯には行きませんが、やるかやられるかの恋愛市場のバトルフィールドに参戦し、鉄火場のような荒れ狂う金融市場に汗水垂らして稼いだ金を突っ込みながら、こうしてコンテンツを作っている身としては、まあ、他人事ではありませんね。

 今週も興味深い投稿がいくつもあります。見どころは以下のとおりです。

-藤沢さんが留学していたときのナンパの話のバックナンバー
-女友達は人生において必要ですか
-人材難ですが子育中の女性を直接3人スカウトしました
-日銀のETF購入に関して見解を教えてください
―アラサー女ですがTOEICをはじめて受けてみました

 それでは今週もよろしくお願いします。

1.かつてないほど高まっている恋愛リーガルリスク

 最近、ネットで有名だったナンパ講師やヤリチンが売りのネット芸能人が相次いで逮捕されている。検索エンジンに引っかかりたくもないので、ここでいちいち個人名は出さないが、この分野をウォッチしている人ならすぐに何人かの名前が浮かぶだろう。また、最近の読者の方は知らないだろうが、我々の恋愛工学コミュニティも、かつて「文春砲」を浴びせられたことがあった。

『週刊金融日記 第244号 僕たちのロッカールームトーク』

●実際にどこまで性犯罪の厳罰化が進むのか 110年ぶりの抜本改正で変わること、変わらないこと
https://news.yahoo.co.jp/byline/maedatsunehiko/20170624-00072301/

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