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週刊金融日記 第204号 人生で大切なことは苦労しないこと、トランプ大統領が現実的に、六本木の路地裏のスペイン料理、海外のエリート教育事情、他

// 週刊金融日記
// 2016年3月8日 第204号
// 人生で大切なことは苦労しないこと
// トランプ大統領が現実的に
// 六本木の路地裏のスペイン料理
// 海外のエリート教育事情
// 他

 こんにちは。藤沢数希です。
 寒い冬は、しっぽりと温泉旅行にでも行きたいですね。僕は思うんですが、いくら富や名声を得ても、可愛い女の子と温泉にでも行って美味いもの食べたり、家族団らんとか、そういう田舎のマイルドヤンキーの幸せというものには勝てない気がするんですよね。そういう意味では、アンナ・カレーニナの冒頭「幸せな家族はどれもみな同じように見えるが、不幸な家族にはそれぞれの不幸の形がある」というのは、なかなか真理を突いていると思います。
 前号までの教育関係の話は、それでは実際の子育てへのインプリメンテーションとして、各家庭の指針(どうしても医者にしたいのか、ビジネスマンにしたいのか、など)に応じて具体的にどういうコースがいいのか? コストパフォーマンスはどうなのか? リスクは? と、どんどん話がつながっていきます。また、機会があったら、続きを書きましょう。
 やはり、これはいずれ本にするべき内容ですね。というのも、教育というのは、多くの日本人がどうやって作られるのかの根幹部分であり、ここを理解すると、日本社会のさまざまな問題点がすべてつながってくるのですよ。

 さて、教育というと、じつはアメリカの大統領選のドナルド・トランプ氏につながります。彼はこれまでに3回結婚し(全員モデルか女優です)、5人の子供を作っています。そして、彼の子供たちは、ただの金持ちのバカ息子だったり、パリス・ヒルトンみたいな娘ではありません。子供たちはみな、素晴らしい学歴とキャリアを持ち、ビジネスでも成功しているのです。自身はビジネスで巨万の富を築き、恋愛でも当然のように美人にモテモテで、そして、子育てでも大成功しているわけですね。
 こうして見ると、多くの識者が一斉に非難しているような、単なる頭のおかしいおっさんではないことは明らかです。ひょっとしたら、トランプ大統領もアリなのかもしれません。

●ドナルド・トランプの娘が超美人な件
http://www.akb48matomemory.com/archives/1052038364.html

 さて、今週も面白い読者からの投稿が相次ぎました。主な見どころは以下のとおりです。

―海外のエリート教育事情
―アラサー女子ですが彼氏が身体を求めてきません
―涌井投手と押切もえさんの熱愛発覚について
―既婚子持ちの30歳ですが恋愛工学のおかげで成果が出ました
―マスオさん生活レポート
―妻の浮気が発覚したので離婚しようとしたら自分の浮気がばれました
―恋愛工学を使って人生初の彼女ができましたがこれからどうすればいいでしょうか
―ひとりで楽しめるおすすめの東京観光
―大手証券会社に就職しますが証券営業の意義を教えてください

 それでは今週もよろしくお願いします。

1.人生で大切なことは苦労しないこと

「若いときの苦労は買ってでもしろ」

 よく聞く言葉ですが、僕には多くの人が苦労したことが原因で人生の判断を誤っていることが多いように思えます。そして、その判断を誤っている人たちというのは、まさにこの言葉が伝えたいことを体現した人たちで、若いときに苦労して努力を重ねてきたからこそ、いまは立派な職に就いているような人たちなのです。
 このことを考えさせられる読者からの投稿がありましたので、紹介しましょう。

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―ハイスペ婚活男子が婚活女子の稼ぎにこだわるワケ

お世話になっております。
初期からメルマガを購読しております、匿名社長です。
週刊金融日記とはじめて出会ったとき「世の中にはじめて自分の仲間を見つけた!」と感激したことをいまでも鮮明に思い出します。
それまではずっと、自分だけが異常なんだ、自分だけがキチガイなんだ、と本気で思っていましたから。
見つけて以来ずっとファンで、落ち込んだときなどは、メルマガのバックナンバーを読み返すなどして、いつも元気をもらってきました。
本当にありがとうございます。
今回が初投稿です。
最近人生が次のステージに移った感覚があり、すこし感傷的になっているかもしれません。
コメントいただければ幸いです。

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